TRUIST FINANCIAL CORPTFC株価

時価総額
$643.9億
PER
消費者・中小企業向け銀行や投資銀行、資産運用の米国大手。デジタルバンキングと商業融資、決済サービスを展開。2024年5月に保険事業TIHの持分売却完了、2024年6月に自社株買い枠50億ドル承認。支店数1,928拠点(2024年12月31日)。

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事業内容

TRUIST FINANCIAL CORPは米国を拠点とする大手の金融サービス会社で、個人と法人向けの広範な銀行業務を主力にしています。同社は預金や決済、クレジットカード、住宅ローンや自動車ローンといった消費者向け商品に加え、商業融資、投資銀行・資本市場業務、資産運用・信託サービスなどを提供しています。

同社の主要顧客は個人や小規模事業主に加え、中堅・大手企業、機関投資家、富裕層の資産管理クライアントです。収益構造は預金と貸出の金利差が基盤で、カードや決済、資産運用の手数料、さらに投資銀行や市場取引からの手数料・取引収益が重要な収入源になっています。

同社は事業を消費者・小口事業向け(CSBB)と法人・機関向け(WB)の二つのセグメントで運営しており、本社系の技術・運用部門がこれらを支えています。CSBBは支店網とデジタルチャネルを通じて預金・ローン・カード決済を扱い、WBは商業融資や資本市場、投資銀行、決済ソリューション、富裕層向けの資産管理・トラスト業務を中心に展開しています。

経営方針

同社は「トップのスーパリージョナルバンク」を目指しています。成長は既存顧客との関係深化と新規獲得を両輪に、資本効率を重視した資本配分で進める方針です。財務面では、2024年6月30日時点で非関係者保有の株式時価総額は約519億ドル、発行済株式数は2025年1月31日時点で約13.05億株といった規模を背景に、株主還元も重視しています。取締役会は2024年に2024年第3四半期〜2026年の間で最大50億ドルの自社株買いを承認し、2024年には約10億ドル(約2,340万株)を買戻しました。年間配当は2024年に1株当たり2.08ドルを実施しています。

重点投資分野は消費者・小口銀行(CSBB)とホールセール(WB)に集中しており、個人向け預金や住宅ローン、カード、間接自動車貸出といったリテール領域に加え、商業向けの与信、決済、投資銀行・資本市場といった分野にも注力しています。差別化戦略は「支店ネットワークとデジタルの両立」で、2024年末時点で1,928の支店網を維持しつつモバイルやオンラインを強化することで、地域密着のサービスを提供している点です。地域的にはフロリダの預金比率が約23%、ジョージア19%、バージニア15%、ノースカロライナ13%といった高シェア地域を抱え、顧客接点を活かしたクロスセリングで収益拡大を図っています。

新市場開拓や事業再編は、選択と集中の姿勢で進めています。2024年5月6日にTruist Insurance Holdings(TIH)を売却して保険事業を切り離し、コアの銀行業に経営資源を再配分しました。2024年1月1日には事業セグメントをCSBBとWBに再編し、ウェルス事業をWBへ統合して富裕層・機関向けサービスを一元化するなど、事業構造の最適化を進めています。また、アフォーダブルハウジングや再生可能エネルギーに係る税額控除投資やニューマーケット投資等、地域・社会性のある投資を通じて新たなビジネス機会を取りに行く方針を示しています。

技術革新への取り組みは経営戦略の中心の一つです。同社はコアバンキングやデジタルプラットフォームへの大規模な投資を継続しており、モバイル・オンラインアプリの機能強化、データ分析を活用した与信や顧客体験の高度化、サイバーセキュリティとリスク管理基盤の強化に注力しています。さらに業務効率化のための自動化やAIの活用を進め、支店(1,928拠点)とデジタルを組み合わせたオムニチャネルでの差別化を図ることで、顧客維持とコスト管理の両立を目指しています。