Riot Platforms, Inc. (RIOT) 株価

時価総額
$63.3億
PER
ビットコインマイニング事業の最大手。垂直統合による自社採掘と電力供給・エンジニアリング、浸漬冷却マイニング機器を展開。2024年12月に電気エンジニアリング会社を約5440万ドルで買収、同年に垂直統合マイナー買収で60MWを追加。米国(テキサス700MW、コーシカナ400MW、ケンタッキー)中心に展開。

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事業内容

Riot Platforms, Inc.は米国を拠点とする大手ビットコインマイニング企業です。同社は複数の大規模マイニング施設を所有・運営し、自社で電力配分機器や専用の電気製品を設計・製造する垂直統合戦略により採掘効率を高めています。なお、データセンターホスティング事業は2024年に終了し、新規顧客の受け入れは行っていません。

同社の収益は主に自社で採掘したビットコインとエンジニアリング事業からの売上で構成されています。ビットコインはマイニング報酬として取得し、近年は長期保有を重視する方針に転換して保有高を増やしています。加えて長期電力契約を活用した手動の電力削減や電力市場への負荷削減サービスで追加の収益を得ています。

同社は「ビットコインマイニング」と「エンジニアリング」の二つの事業セグメントで展開しています。マイニング側はテキサスのロックデールやコルシカナ、ケンタッキーの拠点などで大規模に稼働し、電力契約を使って費用と稼働を最適化しています。エンジニアリング側は電力分配機器の設計・製造・設置を行い、自社インフラの支援と外販の両方で収益をあげており、E4A Solutionsの買収で専門性を強化しています。

経営方針

同社は大規模な採掘容量の拡大とビットコイン保有の積み上げを目指しています。具体的には、北米最大級とされるロックデール施設で700MWの稼働容量を確保し、コルシカナ施設は現時点で400MWの整備済み容量を持ち、完成時には約1GWの能力を目標としています。財務面では、2024年12月31日時点で保有するビットコインは17,722枚(帳簿価値で約17億ドル相当)に達しており、同社は2024年にビットコインの売却を停止して保有を増やす方針に転換しています。

同社は垂直統合を中核に据え、発電契約や自社での電力配分機器の設計・製造・施工を通じてコスト優位を築こうとしています。エンジニアリング事業は2024年に約3,850万ドルの売上を計上し、同年12月に電気工事・設計のE4A Solutionsを約5,440万ドルの対価で買収して社内の電気インフラ体制を強化しました。自社での機器設計や大規模な冷却技術(浸漬冷却など)の開発により、他の事業者との差別化を図っています。

新たな市場開拓と事業拡大は、買収と既存施設の増強で進めています。2024年のBlock Mining買収では7,240,623株の株式を対価に60MWの稼働容量を取得し、これを2025年に110MWへ拡大する計画を掲げています。またデータセンターホスティング事業は終了し、以後は自社のマイニングとエンジニアリングに経営資源を集中させる方針です。人材面では2024年末時点で約783人を雇用しており、現場系(エンジニアリング・建設・製造・採掘)に約629人を配置して成長を支えています。

技術革新への取り組みでは、電力調達と負荷制御を組み合わせた収益最適化を重視しています。ロックデールやケンタッキーの長期電力契約(PPA)を活用し、電力価格が高騰した際には手動での出力停止(カーテイルメント)やERCOT/MISOへの需給制御サービス参加で電力収入を最大化する運用を行っています。加えて自社設計の電力分配機器や浸漬冷却ハードウェアの開発、エンジニアリング能力の内製化により、設備導入の速度と稼働効率を高めることを目指しています。

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