RITE AID CORP (RAD) 株価

時価総額
$56.5万
PER
小売薬局とPBM事業の大手。処方薬販売、ワクチン接種、臨床サービス、PBM「Elixir」の中堅向けソリューションを展開。2020年12月のBartell買収、2023会計年度の処方薬売上$12.6B、処方数約2.5億件。米国中心に展開。

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事業内容

RITE AID CORPは米国で薬局チェーンと処方薬給付管理を展開する総合ヘルスケア企業です。同社は店舗での処方薬販売を主力に、ワクチン接種や高血圧・糖尿病への支援など薬剤師による対面の医療サービスも行っています。

主な顧客は来店する消費者に加え、保険会社やPBM、政府機関、企業などの第三者払い主で、処方薬売上の大半がこうした第三者によって一部または全額カバーされています。同社の処方薬は薬局売上の約71%を占め、上位5社の第三者払い主が約83%を占めるなど、特定の大手顧客に依存した収益構造です。

事業は大きく小売薬局セグメントと薬局サービスセグメントに分かれ、小売では処方薬に加え一般用医薬品やヘルス&ビューティー用品、日用品、自社ブランド商品などを販売しています。同社の薬局サービス部門(Elixir)は中堅向けのPBM(処方薬給付管理)としてメール配達、専門薬の取扱い、請求・ネットワーク管理などを提供し、Health Dialogによる人口保健支援やデジタル・オムニチャネル施策への投資も進めています。

経営方針

同社は処方薬を中核に据えた「薬局+サービス」モデルでの成長を目指しています。直近の会計年度では総売上高が約241億ドル、うち処方薬売上が約126億ドルで、店舗では年間で約2.5億件の処方箋をさばいており、薬剤師数は6,200人超にのぼります。公式に示された長期の売上目標や利益目標は限定的ですが、経営陣は処方箋の取り込み拡大と服薬アドヒアランスの向上を通じて薬局事業の売上底上げを図ることを明確な成長ドライバーとしています。

重点投資分野としては、薬局業務の効率化と店舗体験の強化に資本を振り向けています。具体的には流通センターや中央調剤(セントラルフィル)への投資、前面商品のSKU合理化や自社ブランドの拡充、店舗フォーマットの刷新(「Store of the Future」)などを進めており、前面売上における自社ブランド比率は約18%です。また予防接種や慢性疾患の管理といった臨床サービス拡充により「地域で最も身近な医療の受け皿」を差別化要素としています。

新市場開拓と事業拡大では、中堅・地域マーケットを狙ったPBM(薬局給付管理)事業の拡大が目立ちます。自社のPBMブランド「Elixir」は中堅顧客向けに白-label 提供や価格競争力を打ち出し、地域保険組合や病院系、自治体・組合プランの取り込みを狙っています。小売面では2020年にシアトル地域のBartell(67店舗)を取得するなど、地域密着の店舗網拡充を通じて処方ファイルや顧客基盤を獲得し、トップ5の第三者支払業者が売上の約83%を占める支払い構造を踏まえつつ契約基盤の多様化を進めています。

技術革新への取り組みでは、クラウド基盤への移行やPBMの共通プラットフォーム化、デジタル薬局体験の強化に注力しています。同社はPBMをサービスとして提供する「PBM-as-a-Service」化や、オンラインでの注文と店頭受け取り、同日配達提携、顧客ロイヤルティのデジタル化などを推進しており、これらにより服薬遵守率の改善やクライアント導入のスピードアップ、オペレーションコストの低減を目指しています。

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