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Purebase Corp【PUBC】株価
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時価総額の推移
事業内容
PureBase Corporationは、米国内向けに産業鉱物や天然資源を利用した農業用および建設材料向けの製品とサービスを開発・販売しています。同社は土壌改良剤や肥料、作物の紫外線や赤外線による日焼けを防ぐ保護剤など、農業現場で使える製品群を中心に事業を展開しています。
主要な顧客は農家や農業資材を扱う流通業者、建設資材メーカーなどで、収益は製品販売と原料供給契約に基づく取引が中心です。同社はまだ自社で本格的な採掘を開始しておらず、原料や採掘サービスを関連会社と結んだ契約に依存しているため、供給や価格が収益に直結します。
事業は農業部門と建設材料部門の二つのセグメントに分かれており、農業部門では「Purebase Shade Advantage WP」(カオリン粘土ベースの作物用日よけ剤)や「Humic Advantage」(レオナルダイト由来のフミック製品)などの土壌改良剤・生育促進剤を中心に商品ラインを揃えています。建設材料部門では補助的な建材原料や素材応用の開発を進めており、関連会社の採掘・加工サービスを活用して製品化と販売網の拡大に注力しています。
経営方針
同社は農業向けと建設向けの二本柱での事業拡大を成長戦略の中核に据えており、まずは農業製品の販売拡大と早期の黒字化を目指しています。直近の状況として、発行済株式数は250,497,328株であり(2025年2月28日時点)、少数株主の持ち分評価額は2024年5月31日時点で約3,319,471ドルと報告されています。運転資金や生産拡張のために追加の資金調達を予定しており、既にUSMCとの間で最大1,000,000ドルの貸付枠(利率8%、満期時に転換可能)などの手当てを行っていることから、段階的な投資で売上基盤の拡大と財務安定化を図る計画です。
同社は重点投資分野として、天然鉱物を原料とした農業用資材と、建設資材向けの補助原料(SCM: セメント代替素材)の両方に資金と人員を集中しています。農業分野ではカオリンクレイを主原料とする「PureBase Shade Advantage WP」や、レオナルダイト由来の「Humic Advantage」を核に、アリゾナやカリフォルニアの販売網強化や代理店連携に注力しています。差別化戦略は天然鉱物由来で農業現場に適応しやすい点と、採掘から供給までをUSMCとの契約で一体的に整備している点にあり、材料抽出に関する契約の一環としてUSMCに相当数の株式(116,000,000株の発行など)を対価としていることがサプライチェーンの安定化施策になっています。
新市場開拓と事業拡大では、同社は建設材料分野への本格参入を計画しており、高品位メタカオリンや高性能SCM(HP‑SCM)の設計・試験・認証を進めています。具体的には外部の技術パートナーであるMagmatics社と共同で開発を行っており、同社との契約締結時に300,000株を発行、さらに定期的な株式報酬(2024年11月30日時点で計450,003株が発行)を行うことで技術開発を推進しています。併せて鉱山資産の確保にも着手しており、Snow White鉱山に関する購入契約(購入価格836,000ドル等)の存在や、採掘権・採取契約を通じて原料調達の基盤を拡大する計画です。
技術革新への取り組みとして、同社は製品の性能評価と認証取得を重視し、現場での耐日焼け効果や土壌改良効果を示すデータ取得と、建設分野での混合材料としての効能検証に投資しています。研究開発は外部専門家やコンサルタントを活用する方針で、例えばメタカオリンやHP‑SCMの試験・認証を担うMagmaticsとの連携でプロトコル作成や第三者試験を計画しており、これにより既存のフライアッシュ等と差別化できる品質と供給の信頼性を高めることを目指しています。