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OPEN TEXT CORP【OTEX】株価
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事業内容
OPEN TEXT CORPは企業や公共機関向けに情報管理ソフトとクラウドサービスを提供する企業です。同社は文書やデータの保存・検索・連携、業務の自動化を中心に、クラウド/オンプレミス双方で使えるアプリケーション、APIやAIを組み合わせたプラットフォーム、さらに運用を代行するマネージドサービスを主力に展開しています。
主要な顧客は大企業や政府機関をはじめ中堅・中小企業まで幅広く、特に売上規模の大きいグローバル企業群(G10K)を重視しています。収益はクラウドサービス・サブスクリプション、顧客サポート、ソフトウェアライセンス、導入・移行などのプロフェッショナルサービスという四本柱で構成され、近年はクラウド移行とサブスクリプション収入の拡大が成長の原動力です。
事業は大きくクラウドネイティブのSaaS/PaaS、クラウド管理やB2B統合のマネージドサービス、セキュリティや業務最適化を狙ったアプリ群、および導入・運用支援のプロフェッショナルサービスに分かれます。最近はTitanium Xなどの次世代クラウド基盤や生成系AIを製品に組み込み、主要なパブリッククラウド事業者と連携して柔軟な導入形態とスケーラビリティを提供する戦略を進めています。
経営方針
同社は短中期での利益とキャッシュフローの成長を重視しており、Fiscal 2026(2025年7月〜2026年6月)では売上高の伸びを1〜2%、クラウドサービスとサブスクリプション収入を3〜4%、エンタープライズ向けクラウド受注を12〜16%、調整後EBITDAマージンを50〜100ベーシスポイント改善、フリーキャッシュフローを17〜20%増やすことを目指しています。株主還元については四半期配当を継続するとともに、買戻しプログラムも実行しており、有機的成長と選択的なM&A、および成熟事業の売却を組み合わせて総合的な成長を図る戦略です。
同社は研究開発と製品差別化に重点投資しています。過去3会計年度で累計約22.8億ドルをR&Dに投じており、直近のR&D費はFiscal 2025で7.56億ドル、Fiscal 2024で8.645億ドルでした。投資の核は「AIを中核とした製品群」と「業務向けクラウド」「セキュリティの統合」で、クラウドネイティブかつマルチテナントのサービス(Titanium Xなど)を軸に、既存顧客への横展開と大企業(いわゆるG10K)や中小企業向けのチャネル拡大で差別化を図ることを目指しています。
同社は新市場開拓と事業の最適化を並行して進めています。グローバルな展開強化やハイパースケーラーとの連携で販路を広げる一方、2024年5月にAMC事業を22.75億ドルで売却するなど非中核資産の資金化も実行しました。社内改革では事業最適化計画(Business Optimization Plan)を進めており、2025年6月時点で約1.279億ドルの費用を計上し、最大で約2.6億ドルの費用を見込む中、最終的に年あたり約4.90〜5.50億ドルのコスト削減と約2,000名の純削減を目標にしています。同社はこれらで得た資金と効率化で成長投資を加速することを目指しています。
同社は技術革新を通じて競争優位を維持することを目指しています。重点は現場データを活用した実用的なAI機能の組み込みや、クラウド基盤の近代化と「選べる」導入形態(プライベート、パブリック、オフクラウド、API経由)で、顧客の運用負荷を下げながら柔軟性とセキュリティを両立する設計を進めています。内製開発に加え、KineMatikやPillrなどの買収を通じて脅威検知や業務自動化の機能を取り込み、クラウドネイティブな製品ロードマップで市場のニーズに応えることを目指しています。