OPTICAL CABLE CORP (OCC) 株価

時価総額
$8055.5万
PER
光ファイバー・銅ケーブルと接続機器の製造の有力企業。軍用規格の戦術用光コネクタやFTTA向けハイブリッドケーブル、特許軽量リールを展開。2020年7月の北ミルキャピタル(現SLR)との融資契約、2023年10月の融資改定。米国拠点、2024年度は約50カ国に販売。

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事業内容

OPTICAL CABLE CORPは光ファイバーや銅線を組み合わせた各種ケーブルと、それらをつなぐ接続機器の設計・製造を行っています。屋内外のネットワークや通信設備、携帯基地局向けの特殊ケーブルなどが主力製品です。

同社は大手・地域のディストリビュータ、機器メーカー(OEM)、工事会社やシステムインテグレータ、エンドユーザーに製品を販売し、約50か国に展開しています。売上は流通販売とOEMのプライベートラベル、無線事業者向けの大型案件や政府・軍向け契約が柱で、プロジェクトのタイミングで四半期の変動が出やすい構造です。

事業は大きくケーブル製造、接続製品、ケーブルアセンブリのセグメントに分かれます。軍用の戦術用コネクタや軽量リールといった過酷環境向け製品から、データセンターや商業施設、工場向けの頑丈な接続ソリューション、携帯基地局向けのハイブリッドケーブルまで幅広く揃え、顧客ニーズに応じた受注生産や私製ラベル供給にも対応しています。

経営方針

同社は持続的な売上成長と収益性の改善を目指していますが、明確な数値目標は公表していません。季節変動としては通常、上期に約48%、下期に約52%の売上を想定しており、直近の2会計年度では2024年に上期が約46%、下期が約54%、2023年に上期が約53%、下期が約47%と変動がみられました。売上は約50か国に向けて展開しており、大口案件やワイヤレス事業者向けの受注タイミングが四半期ごとの業績に大きく影響するため、同社は受注の安定化と下期の強化を通じた年次成長を重視しています。

重点投資分野は製造能力の有効活用と人材確保・育成です。既存の生産設備をフル稼働させるには追加の人員採用や教育、倉庫スペースの確保、場合によっては生産設備の導入が必要であり、同社はこれらに投資することで納期とコスト競争力を高めようとしています。従業員数は2024年10月31日時点で339名で、競争力のある給与や研修制度を整備して熟練労働者の確保に努めており、OEM向けのプライベートブランド供給や流通チャネルを通じた差別化で市場ポジションを強化しています。

新市場開拓と事業拡大では、軍用・政府向けの戦術用光ケーブルや過酷環境向けコネクティビティ、基地局向けのファイバーと銅を組み合わせたハイブリッドケーブルなどの重点分野を通じて需要を取り込む計画です。同社は米国国防総省の供給資格を有しており、この強みを活かして公共セクターや産業プラント向けの大型案件獲得を狙っています。一方で、完全な生産能力活用には採用・教育や設備導入の時間的猶予が必要であるため、同社は段階的な拡大と顧客別の生産最適化を進める方針です。

技術革新への取り組みでは、製品面と情報セキュリティ面の両方に投資しています。製品面では軽量リールなどの特許製品や堅牢な接続器の開発を継続し、民間・軍事の両市場で差別化を図っています。情報セキュリティ面ではリアルタイムの脅威検知・自動対処サービスの導入、多要素認証や定期的なソフトウェア更新、外部セキュリティ専門家との連携などを実施済みで、サイバー攻撃による業務停止や損失を最小化する体制を強化しています。さらに、財務面の信頼性向上のために監査法人をCrowe LLPへ変更し、貸借対照表区分に関する内部統制のチェックリスト作成や外部相談の文書化といった改善策を進めています。

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