Novo Integrated Sciences, Inc. (NVOS) 株価

時価総額
$6.9万
PER
多職種によるプライマリケアとウェルネス製品の有力企業。クリニックフランチャイズや小型診療所、テレヘルス連携による診療ネットワークを展開。2021年5月のPRO‑DIP買収、2019年12月の知財取得で事業を拡充。カナダと米国中心の展開。

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事業内容

Novo Integrated Sciences, Inc.は、カナダと米国で多職種によるプライマリケアと健康・ウェルネス製品を組み合わせた事業を展開しています。 同社は診療所ネットワークと遠隔診療技術を連携させ、患者が通院しなくてもアクセスできる形で非緊急の医療や予防ケアを提供しています。

同社の主要な顧客は個人の患者と企業クライアントで、診療所でのサービス収入、在宅や遠隔診療に関わる技術サービス、並びに健康補助食品や個別化されたウェルネス製品の販売から収益を得ています。 同社はフランチャイズや提携クリニックの展開、製品販売チャネルの拡大、そして買収を成長戦略の柱として位置づけています。

事業は大きく三つの柱で構成されています。 同社は(1)現場での診療を担うクリニックネットワーク(加盟店、小型クリニック、直営やフランチャイズ運営)、(2)患者と診療者を繋ぐ遠隔医療技術プラットフォームの開発・商用化、(3)予防・維持を目指した市販のパーソナライズド製品やリハビリ関連商品を提供しています。 同社の臨床担当者の多くは医師ではなく処方権を持たないため、医療の提供範囲は主として非処方のケアと製品に焦点を当てています。

経営方針

同社はカナダでの市場シェア拡大と米国進出を成長の柱に据えています。直近の通期売上高は約1,329万ドルで前年から6%増加しており、まずは既存のクリニック運営とエルダーケア領域での契約獲得を通じて安定的な売上基盤を強化することを目指しています。具体的施策としては、オーガニック成長に加え、ターゲットとなる多診療領域クリニックの買収やジョイントベンチャー、アフィリエイトネットワークの拡大を進めており、従業員は2024年8月時点で正社員115人、パートタイム149人を抱えています。

重点投資分野は「サービスネットワーク」「技術」「製品」の三本柱に集約されています。同社は多診療のクリニック網を拡大するために買収(AcenziaやPRO‑DIP、CCIなどの過去の案件を含む)やアフィリエイト契約を活用し、エルダーケア向けの訪問・契約提供や遠隔診療で利用率を高める計画です。資金面では債務の株式転換による支払い(例:2023年12月に457,128株、2024年3–4月に計826,203株をMast Hillへ発行、2024年4月に480,000株をFirstFireへ発行)や、2023年に承認された株式報酬枠(2023年エクイティプラン2,500,000株中2,300,000株が残存)を用いて人材報酬とインセンティブを整備しています。

新市場開拓と事業拡大では、米国での展開を具体的に進めています。同社は相互接続型の医療技術プラットフォームを導入したうえで、米国内の薬局や大規模小売店とのパートナーシップを通じて「マイクロクリニック」を出店する計画を掲げています。これにはLA Fitnessとのマスター施設ライセンス契約を活用し、カナダと米国のジム施設内に小規模クリニックを設置するという実行計画が含まれており、既存の顧客基盤へ即時アクセスできる提携先との連携も想定しています。

技術革新への取り組みは遠隔医療と製品開発が中心です。同社はEK‑Techとの合弁でiTelemedを基盤とするMiTelemed+を立ち上げ、遠隔診療プラットフォームの運用・改良とグローバル商用化を進めています。また、サイエンス重視の製品開発として個別化された健康・ウェルネス製品(栄養補助食品やセルフケア製品など)を展開中で、将来的には商標・著作権や必要に応じて特許出願も検討すると明言しています(ただし、2024年8月時点では医療プラットフォームに関する特許出願は実施していません)。技術で診療の「分散化」を進め、自宅・地域単位での非重篤医療提供の拡大を目指しています。

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