MORGAN STANLEYMS株価

時価総額
$2918.1億
PER
政府・機関・富裕層向けの資本提供・投資銀行業務を行うグローバル金融サービスの最大手。投資銀行、資産運用、ウェルスマネジメントを展開。2024年6月に株式買戻し枠20億ドル再承認、2022年8月に優先株発行を実施。本社はニューヨーク、ロンドン・フランクフルト・東京・香港に展開。

株価の推移

出来高の推移

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

ランドスケープPowered by 会社四季報オンライン

企業概況
106文字)
業績概況
テーマ
1項目)
ブランド
1項目)
ライバル企業
3社)
同業種の日本企業
5社)

事業内容

Morgan Stanleyはグローバルな金融サービス企業で、政府や法人、金融機関、個人に対して資金の助言、調達、取引、運用、配分を行っています。主力サービスは企業の資金調達や合併・買収の助言、証券の引受や売買、個人向けの資産管理や投資商品提供などです。

同社の主要な顧客は大企業や公的機関、年金や財団などの機関投資家、富裕層や一般個人投資家で、収益は投資銀行手数料、取引やマーケット業務からの収益、運用報酬、預かり資産にかかる手数料や融資の利ざやなどで構成されています。ビジネスは顧客の属性や取引形態に応じて多様な収入源を持つ点が特徴です。

事業は大きく三つの柱に分かれており、企業・機関向けの投資銀行・マーケット業務では資本調達、引受、トレーディングやリスク引受を行っています。富裕層と個人向けの資産管理部門では金融アドバイス、ブローカー業務、貸出や銀行サービスを提供し、運用部門は機関や中間流通チャネル向けに株式・債券・代替投資など多様な運用戦略と商品を提供しています。

経営方針

モルガン・スタンレーは収益性と資本効率の向上を成長戦略の中心に据えています。同社は安定的な利益成長と株主還元を両立させることを目指しており、2024年には連結売上高が約618億ドル、純利益が約134億ドルを計上し、自己資本利益率(ROE)は14.0%、調整後の自己資本利益率(ROTCE)は18.8%を達成しました。加えて、規制上の自己資本比率(CET1)は15.9%まで高め、5.6億ドル(注:原資料では5.6 billion = 56億ドルと記載)相当の資本を積み増すなど、資本基盤の強化と同時に取締役会が承認した最大200億ドルの自社株買い再承認を通じて株主還元も推進しています。

成長の重点分野はウェルスマネジメント(富裕層向けサービス)と投資運用、ならびに機関向け証券業務です。同社は手数料型資産(フィー型AUM)の拡大を重視しており、ウェルス事業は2024年に284億ドルの収益を計上、フィー型資産フローは1230億ドル($123 billion)、純新規資産は2520億ドル($252 billion)を記録しました。投資運用部門でも資産運用手数料が56.27億ドルに増加(前年同期比8%増)しており、オルタナティブやプライベート資産、ソリューション商品に重点投資することで、競合との差別化を図っています。

同社は新市場・事業拡大を通じた顧客基盤の拡大を目指しています。グローバル拠点(米国、本社のほかロンドン、フランクフルト、東京、香港など)を活用してアジアや欧州でのプレゼンスを強化し、機関投資家向けの引受やアドバイザリー、トランザクション収益の拡大を図っています。加えて、ワークプレイス(企業のストックプラン等)チャネルの未確定資産は約4,750億ドルに達しており、こうした企業向けサービスの拡充で長期的な資産取り込みをねらっています。規制対応面では、単一エントリーポイント(SPOE)戦略やTLAC(損失吸収力の高い負債)対応、バーゼル規制の動向監視などを通じて回復性と安定性を高める計画です。

技術革新について、同社は取引の自動化やデジタル顧客接点の強化、サイバーセキュリティ投資を重点施策としています。電子化・自動化により取引執行や運用の効率化を進め、顧客向けには統合口座や職場向けデジタルサービスなど利便性の高いプラットフォームを提供しています。また、生成型AIを含む新技術の導入が市場構造を変える中で、同社は技術投資で差別化しつつ運用コストの抑制にも取り組み、経費効率比率は71%に改善している点も重視しています。