MAPTELLIGENT, INC. (MAPT) 株価

時価総額
$23.8万
PER
建物デジタルツインと安全向け地図プラットフォームの新興企業。SaaSクラウドでフロア共有、地図アプリ、高精度床図ProServを展開。Esriシルバーパートナー、2022年12月売上0、転換社債の株式転換(2022〜23年)で普通株式753377447株発行。米国中心に学校・病院・大規模施設向け展開。

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事業内容

MAPTELLIGENT, INC.は建物や施設のフロアプランや各種センサー情報を地図上で一元表示し、初動対応する救急・消防・警察などの関係者に現場情報を迅速に共有するクラウド型の地理情報ソリューションを提供しています。主力はクラウド上のSaaSプラットフォームで、PDFアップロードで始められる地図表示やモバイルアプリによる現場データの閲覧・更新機能を備えています。

同社の主要顧客は学校、病院、大学、大型商業施設、企業キャンパスや自治体の公的機関などで、公共・民間を横断して導入を狙っています。収益は定期課金のSaaS、コンテンツ管理のサブスクリプション、個別のマップやアプリ等の製品販売、導入や高精度フロアプラン作成などのプロフェッショナルサービスという四つの柱で構成しています。加えて、Esriなどのパートナー連携でライセンス供給や販路の拡大を図っています。

同社の事業は大きくSaaSホスティング、コンテンツ管理、製品/ソリューション、プロフェッショナルサービスのセグメントに分かれています。SaaSを基盤に、学校の緊急通報アプリや建物保守用アプリといった用途別のマップ・アプリ、センサーやアクセス制御と連携する統合ソリューション、高精度のデジタルツイン作成などを組み合わせて提供しています。

経営方針

同社の成長戦略は、従来の一括受託型サービスからサブスクリプション型のビジネスへ移行し、継続的な収益基盤を築くことにあります。公表資料によれば直近2期は売上がゼロで、2022年末の現金残高は約21万ドル、運転資本不足は約258万ドルと資金面に課題があり、経営陣は追加の株式や債務による資金調達で事業を拡大する方針を示しています。具体的施策としては、低コストで顧客が導入できる「クラウド上の地図共有サービス」を入口にしてユーザー獲得を進め、プロフェッショナルサービスはアップセル(追加販売)に位置づけることで一回売り依存からの脱却を図ります。

同社が重点投資する分野は、建物や設備を仮想的に再現する「デジタルツイン」や、現場データの取り込み・可視化を容易にするクラウド基盤です。差別化要因は、地理空間ソフトの主要プラットフォーム(ArcGIS)を核に、図面やセンサー、アクセス制御など異なるデータを一つの地図上で連携させる点にあります。市場投入の具体策としては、顧客がPDFで図面をアップロードするだけで初期導入できる低接触型のサービス提供や、取得した高精度フロアプランや独自地図層を追加のサブスクリプションで提供することを想定しています。また、エスリ社とのシルバーパートナー契約など既存の提携を活用し、信頼性の高いインフラで差別化を図ります。

新市場開拓については、学校・大学・病院・スタジアム・空港・港湾・大規模企業キャンパスなど「多人数が集まる場所」を重点ターゲットに設定しています。成長のためのチャネル戦略としては、パートナー企業のホスト型プラットフォームを通じた低価格導入やリセラー契約、顧客ごとのインスタンス提供と収益分配を行う計画を掲げています。組織面では、2023年3月時点で常勤従業員が3名と小規模であるため、資金調達が進めば営業責任者やアカウント担当者を採用して公的市場と民間市場双方への販売を強化する方針です。

技術革新への取り組みは、レーザー測量(LIDAR)や写真測量(フォトグラメトリ)、建物情報モデル(BIM)など現場キャプチャ技術と、ローコード/ノーコードの開発環境、クラウド連携を組み合わせる点にあります。これにより、現場のセンサーやカメラ、入退室データなど多様な情報をリアルタイムで統合し、現場対応の迅速化と運用コストの抑制を目指しています。資金制約の中でも複数のパートナーと連携してハード・ソフト双方の機能を取り込み、導入負担を低くすることでスケールさせるのが同社の技術戦略です。

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