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LM FUNDING AMERICA, INC.【LMFA】株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
LM FUNDING AMERICA, INC.は主に二つの事業を展開しており、ひとつはビットコインの採掘事業、もうひとつは非営利のコミュニティ協会向けのスペシャルティ・ファイナンス事業です。同社はビットコイン採掘を子会社を通じて大規模に運用し、採掘したビットコインやネットワーク検証で得られる報酬を事業収益にしています。
主要な顧客は主にフロリダ州を中心とした組織化された非営利コミュニティ協会で、同社はこれらの協会が抱える滞納債権を買い取り、その回収分の一部を収益として受け取る仕組みで収益を上げています。一方、採掘事業は保有・運用するマイニング機器と電力コスト、仮想通貨価格の変動により収入が左右されるため、同社は採掘で得たビットコインを資金源の一部に充てています。
事業セグメントの内訳としては、採掘側が最新世代の高効率マイニング機器の保有・共同設置や電力・接続権の取得を通じた運用を行い、再生可能エネルギーの活用などでコスト管理を図っています。ファイナンス側は従来の滞納債権買い取りに加え、各協会のニーズに合わせた条件での債権購入や「New Neighbor Guaranty」などのプログラムを用いて柔軟に資金供給を行っています。
経営方針
同社は米国内での大規模なビットコインマイニング事業の拡大を成長戦略の中核に据え、採掘で得られるビットコインを事業拡大の資金源として活用することを目指しています。具体的には、2021年設立の子会社US Digitalを通じて採算性の高いマイニング設備を増強し、電力契約や接続権(帳簿上で約5,497,282ドルの価値)などインフラ投資を行っています。資金面では公募や私募、設備担保の借入等を組み合わせており、例えば2024年5月にBrown Familyと1.5百万ドルの担保付き借入契約を結び、同借入は2025年から延長・利率改定されて2026年3月末までの返済期限に変更されています。
同社は重点投資分野として高効率マイニング機器と電力インフラに注力し、ここで差別化を図ることを目指しています。採用している主力機種はBitmain製のS19J‑ProやS19 XPなど最新世代の採掘機で、所有・直営・共同設置の混合運用により稼働率とコスト効率を高めています。加えて、コミュニティ協会向けの債権買入れという従来の専門 금융事業(デルインクエントアカウントの買入れやNew Neighbor Guaranty等)を維持することで収益基盤を分散し、採掘事業のボラティリティを補完する戦略を取っています。
新市場開拓や事業拡大に関しては、設備と場所の確保、M&Aによるインフラ獲得を重視しています。同社はフロリダのタampaに約5,600平方フィートの事務所を月額約9,800ドルでリースし、オクラホマ州カルメットの施設を年約135,000ドルでリースするなど拠点を整備しています。過去にはSymbiontの資産取得やArthur関連の電力契約取得、Tech Infrastructure JVとの取引などでインフラを外部から取得しており、今後も案件ベースで関連事業の買収や共同出資を検討して収益源と発電・接続能力の拡大を図る方針です。ただし、追加資金調達が必要になる可能性が高く、ATM枠や株式・ワラント発行など複数の資金調達手段を並行して活用する計画を持っています。
技術革新への取り組みは、効率の高い採掘機の導入とシステムの整備によって進められています。同社は最新のマイナーを中心に導入し、ソフトウェア面でも運用管理や収益性監視の更新を継続しているほか、かつて金融向けブロックチェーン関連資産(Symbiont)を取得・売却した経験からソフトウェアやプラットフォームの価値を評価しています。特許は保有していないものの、電力契約や接続権といったインフラ投資に重点を置き、再生可能エネルギーの活用や内部統制の強化(2023年末に指摘の弱点は是正済み、2024年末時点で効果的な内部統制を維持)を通じて技術面・運用面の信頼性向上を目指しています。