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オリックス銀行【JP:E36338】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
オリックス銀行は、オリックスグループの金融子会社として銀行業務と信託業務を展開している金融機関です。同社は預金受け入れから融資まで幅広い銀行サービスを提供しており、特にインターネット専業銀行としての特色を活かした効率的な金融サービスを強みとしています。
同社の主要な顧客は個人と法人の両方にわたり、収益は預金と貸出の金利差である預貸金利差が基本となっています。個人向けには高金利の定期預金やカードローンを提供し、法人向けには事業性融資や債務保証業務を通じて収益を確保しています。また、投資信託の販売手数料や信託報酬なども重要な収益源となっています。
事業内容は銀行業の単一セグメントとなっており、預金業務、融資・債務保証業務、有価証券業務が主軸です。同社はノンリコースファイナンス(物件担保融資)や債権管理回収業務なども手掛けており、親会社であるオリックスグループの金融ノウハウを活用した多様なサービス展開が特徴となっています。
経営方針
オリックス銀行は持続可能な成長を軸とした経営戦略を展開しており、サステナビリティを経営の基軸に据えています。同社は収益性の観点から当期純利益とROE・ROAを、健全性の観点から自己資本比率を重要な経営指標として設定し、継続的な企業価値向上を目指しています。特に投資用不動産ローンで培った専門性を活かしつつ、新しい社会基盤となる産業へのファイナンス提供を通じて、社会課題の解決と新たな価値創出の両立を図っています。
同社の差別化戦略は、店舗やATMを持たないインターネット専業銀行としての運営効率性と、投資用不動産ローンという特化分野での専門性にあります。一般的な住宅ローンではなく投資用不動産ローンをメインに据えることで競合他行との差別化を実現し、運営費を抑制して魅力的な定期預金金利を顧客に提供しています。さらに貸出ポートフォリオの分散化を推進し、事業分析力と案件構築力を高めながら再生可能エネルギーなど成長分野への融資拡大を進めています。
新市場開拓では、個人顧客の資産承継や長期資産形成をサポートする運用商品・サービスの開発に注力しています。信託機能を活用した証券化商品の組成や投資家への販売、投資信託に加えて金銭信託など顧客の多様な資金運用ニーズに対応した商品展開を強化しています。また投資用不動産ローンで蓄積したノウハウを活用し、コンサルティングなど不動産周辺事業での新ビジネス開発も推進しています。
技術革新への取り組みとしては、デジタライゼーションと働き方改革を重要課題に位置づけています。顧客との関係構築や業務プロセスにおけるデジタル化をさらに推進し、従来の業務モデルを見直すことで業務効率の向上を図っています。同時にALM(資産負債管理)の適切なコントロールにより、長期ローン中心の運用資産と短期定期預金中心の資金調達という期間ギャップのリスク管理を強化し、より安定的な経営基盤の構築を進めています。