- 日本企業
- SIホールディングス
SIホールディングス (E35014) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
SIホールディングスは、高齢者向けの総合ケアサービスを提供する企業です。同社は「なごやかレジデンス」ブランドでサービス付き高齢者向け住宅を71カ所で運営し、併設する「かがやきデイサービス」で通所介護事業を展開しています。地域包括ケアシステムの構築という国の政策に沿って、地域の福祉拠点として高齢者のための社会基盤を提供することを主力事業としています。
同社の顧客は主に高齢者とその家族で、介護保険制度に基づく安定的な収益構造を持っています。サービス付き高齢者向け住宅では入居者から住宅費用と生活支援サービス費を受け取り、通所介護事業では介護保険からの給付と利用者負担により収益を得ています。さらに、同社のノウハウを活用したフランチャイズ事業も展開し、全国19カ所でブランド展開を図っています。
事業は大きくケアセンター事業とフードサービス事業に分かれています。ケアセンター事業では住宅サービス、通所介護、居宅介護支援を一体的に提供し、フードサービス事業では自社施設や地域の高齢者施設向けに、昭和50年代の家庭食をベースとした栄養バランスの取れた給食・弁当を提供しています。その他の事業として、介護関連商品の販売、施設メンテナンス、医療・介護業界に特化した人材派遣事業も手がけ、高齢者向けサービスの総合的な提供体制を構築しています。
経営方針
SIホールディングスは「豊かな超高齢社会の創造」をビジョンに掲げ、包括的な成長戦略を展開しています。同社の中期経営計画では、営業収入成長率と経常利益成長率を重要な成長指標として設定し、健全な財務基盤のもとで業容拡大を目指しています。具体的には、ROEや純資産比率といった財務健全性の指標を重視しながら、持続可能な成長を追求する方針を明確にしています。
重点投資分野として、同社は3つの主要プロジェクトに集中しています。高齢者住宅整備プロジェクトでは、日本版CCRCや地域包括ケアシステムといった国策と連携した住宅インフラの整備に取り組んでいます。高齢者向け支援サービス整備プロジェクトでは、介護、配食、物販、健康食品など多様な生活支援サービスの統合システムを開発し、フランチャイズや建設コンサルなどの経営支援サービス推進プロジェクトでは、これまで培ったノウハウを活用した包括的なサービス提供を行っています。
新市場開拓では、総合ケアセンターの新設加速に注力しています。2021年度に2カ所を増設した実績を基に、2022年度以降のさらなる増設加速を計画しています。また、通所・宿泊・住宅の3つのサービスを切れ目なく提供する体制を強化し、要介護高齢者が輝きのある生活を享受できるサービス確立を通じて、ブランドイメージの向上と市場シェア拡大を図っています。センターとのシナジーを活かしたフード事業、配食事業、建設事業、人材事業など新事業のラインアップ拡充も積極的に推進しています。
技術革新への取り組みでは、新型コロナウイルス対応を機に「新たな仕事様式」の確立を目指しています。ICT技術を活用したテレワークの推進により、感染予防と業務効率化の両立を図っています。また、センターにおけるサービスオペレーションの効率化と標準化を推進し、適正人員配置のもとで最適標準オペレーションを確立することで、サービス品質向上と効率化を同時に実現する取り組みを進めています。