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クラウドバンク【JP:E30730】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
クラウドバンクは、インターネットを活用した投資・金融サービスを提供する持株会社です。同社の主力サービスは融資型クラウドファンディングプラットフォーム「クラウドバンク」で、個人投資家から小口資金を募集し、事業性資金を必要とする企業等への融資を仲介しています。投資家は融資から生じる利息収入を分配金として受け取る仕組みとなっています。
同社の主要顧客は、資金運用を希望する個人投資家と事業資金を必要とする法人です。収益構造は、投資家から募集する資金と融資先への貸出金利の差額(スプレッド)から得る手数料収入が中心となっています。子会社の日本クラウド証券が投資家からの資金募集を取り扱い、審査を通過した融資先への貸付けと分配業務を行っています。
同社グループは3つの事業セグメントを展開しており、主力の融資型クラウドファンディング事業に加え、グリーンシート銘柄の取扱いや上場有価証券の売買仲介を行う証券事業も手がけています。さらに投資・コンサルティング事業では、グループのノウハウを活用した企業への直接投資や経営助言サービスを提供し、他事業との相乗効果を追求しています。
経営方針
クラウドバンクは融資型クラウドファンディング事業を中核とした成長戦略を展開しており、個人投資家と資金需要のある企業を結ぶプラットフォームとしての地位確立を目指しています。同社は募集金額の継続的な拡大を重要指標に掲げ、投資家基盤の拡充と融資案件の多様化を通じて事業規模の拡大を図っています。安定した収益基盤の構築により、中長期的な企業価値向上を追求する方針を示しています。
重点投資分野では、再生可能エネルギー案件や不動産担保付き融資案件に注力し、他のクラウドファンディング事業者との差別化を図っています。同社は太陽光発電や風力発電といったグリーンエネルギー分野への融資実績を豊富に持ち、この専門性を活かした案件組成力が競争優位性となっています。また、担保付き案件の比重を高めることで投資家にとってのリスク軽減を図り、安全性を重視する投資家層の獲得に成功しています。
新市場開拓においては、法人投資家や機関投資家向けサービスの強化を進めており、個人投資家中心のビジネスモデルから顧客層の多様化を図っています。海外案件への融資機会の拡大も視野に入れ、国内市場の成熟化に備えた収益源の多角化を模索しています。子会社の日本クラウド証券を通じた証券業務の拡充により、グループ全体での総合金融サービス提供体制の構築も進めています。
技術革新への取り組みでは、人工知能を活用した融資審査システムの高度化や、投資家向けプラットフォームの利便性向上に継続的に投資しています。同社はデジタル技術を活用した業務効率化により運営コストの削減を実現し、より競争力のある金利水準での融資提供を可能にしています。また、セキュリティ強化やコンプライアンス体制の充実により、金融事業者としての信頼性向上にも注力しています。