UMNファーマ (E27038) 株価

時価総額
PER
バイオ医薬品の有力企業。次世代ロジカルワクチンの自社開発とCMC開発特化の受託製造事業を展開。2017年10月に塩野義製薬が資本業務提携で出資。横浜・秋田に研究所と工場を保有し、ノロウイルス・ロタウイルス・インフルエンザワクチンを開発。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

UMNファーマは、満足な治療法がない領域で革新的なバイオ医薬品を迅速に開発することをミッションとするバイオファーマ企業です。同社の事業は「次世代バイオ医薬品自社開発事業」と「バイオ医薬品等受託製造事業」の2つで構成されており、ヒト用感染症予防ワクチンの開発を中心に事業を展開しています。

同社の主な収益源は、自社開発したワクチンを製薬企業にライセンスアウトする際の契約一時金、開発マイルストーンフィー、販売開始後のランニングロイヤリティです。また、横浜研究所、秋田研究所、秋田工場を活用したバイオ医薬品の受託製造事業からも収益を得ており、開発初期から中期段階のCMC開発・工業化検討を中心とした高付加価値サービスを提供しています。

同社の開発パイプラインには、ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルスに対する複数のヒト用感染症予防ワクチンがあります。これらは全て基礎的研究段階にあり、同社独自の次世代ロジカルワクチンコンセプトに基づいて開発を進めています。2017年10月には塩野義製薬と資本業務提携を締結し、ワクチンの基盤技術整備と開発候補品の基礎的研究を共同で推進している状況です。

経営方針

UMNファーマは、塩野義製薬との戦略的提携を軸とした事業構造の転換を進めており、次世代バイオ医薬品自社開発事業とバイオ医薬品等受託製造事業の2本柱で成長を目指しています。同社は2017年10月に塩野義製薬と資本業務提携を締結し、概ね2019年12月末までの第1フェーズにおいて、感染症予防ワクチンの基盤技術整備と開発候補品の基礎研究を共同推進しています。この提携により半年毎のマイルストーンフィー収受が可能となり、安定的な収益基盤の構築を図っています。

重点投資分野では、地球温暖化に伴う感染症拡大を背景に、デング熱やジカ熱などの新興感染症に対する予防ワクチンの開発に注力しています。同社の差別化戦略は、従来のワクチンより高い有効性と効率的生産を可能とする「次世代ロジカルワクチン」の創製にあります。アジュバント技術や製剤・ドラッグデリバリー技術などの周辺技術を積極的に導入し、より付加価値の高い製品開発を進めることで製薬企業との提携確度を高める方針です。

新市場開拓では、既存の自社開発パイプライン(インフルエンザ、ロタウイルス、ノロウイルス関連ワクチン)の見直しと並行して、新規開発候補ターゲットの積極的な導入を進めています。特に大学や公共研究機関との受託実績から、研究段階にとどまらず製品化も想定した案件候補が出てきており、新規開発パイプラインの導入経路として活用しています。バイオ医薬品等受託製造事業では、横浜研究所、秋田研究所、秋田工場の3拠点を活用し、研究段階から開発段階への橋渡しとなるCMC開発・工業化検討に特化したサービスを展開しています。

技術革新への取り組みとして、同社は塩野義製薬との提携第2フェーズへの移行を重要な目標としており、基盤技術の確立と具体的開発候補品の選定を進めています。将来的には秋田工場での治験薬製造体制および商用生産体制の整備を計画しており、研究開発から製造まで一貫した価値提供体制の構築を目指しています。また、組換えタンパクワクチンの価値最大化に向けて、各種技術の統合により抗原量を節約可能な効率的生産システムの開発にも取り組んでいます。

AIチャット