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アクリーティブ【JP:E05446】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
アクリーティブは、企業が保有する売掛債権を期日前に買い取る債権買取サービスを中核とした金融サービス会社です。同社は企業の資金繰りを改善する「早期現金化」サービスを提供しており、商取引で発生した売掛債権を素早く現金に換えることで、企業の運転資金調達を支援しています。また、企業の経理業務を代行するアウトソーシングサービスも併せて展開しています。
同社の主要取引先はドン・キホーテで、株式会社ドンキホーテホールディングスの関連会社として位置づけられています。収益構造は債権買取時の手数料収入が中心となっており、買い取った債権の期日到来時に回収する仕組みで利益を上げています。医療機関向けには診療報酬債権の早期支払サービスも提供し、顧客基盤を多様化しています。
同社の事業は「アセットビジネス事業」と「ソリューション事業」の2つのセグメントで構成されています。アセットビジネス事業では一般企業向けの債権買取に加え、医療機関や介護事業者向けの診療報酬債権買取、さらにタイでの海外事業も展開しています。ソリューション事業では、仕入れ伝票の処理や買掛金管理など、企業の経理業務全般を受託することで、顧客企業の業務効率化を支援しています。
経営方針
アクリーティブは、親会社である芙蓉総合リースの経営資源を最大限活用しながら、小口・短期の金融サービスとBPOサービスを基軸とした独自のポジションの確立を目指しています。同社は「社会・お客様と共生し、共に成長する」という経営方針のもと、営業収益営業利益率を重要な経営指標として掲げ、収益性の向上に注力しています。芙蓉リースグループの顧客基盤と金融ノウハウを活用することで、事業拡大と企業価値向上を図る戦略を展開しています。
同社の主力サービスである事業会社向け「フレックスペイメントサービス」と医療・介護事業者向け「FPSメディカル」は、グループ連携効果により債権取扱高が増加傾向にあります。アセットビジネス事業では、従来の債権買取サービスの深耕による収益基盤強化に加え、IT技術を活用した既存サービスの革新と付帯価値の創出により、収益性向上と収益機会の多角化を進めています。一方、企業の恒常的な人手不足を背景に需要が高まるBPOサービスでは、最新テクノロジーを活用したサービス内容の向上と効率化を推進し、新規顧客開拓に積極的に取り組んでいます。
海外展開では、成長が期待されるASEAN市場での事業拡大を重要戦略として位置づけています。同社はタイにおける既存ビジネスの深耕と新たなビジネスラインの拡充を図りながら、他のASEAN諸国への進出も計画しています。この国際展開により、国内市場に依存しない収益基盤の多様化を目指しており、アジア地域での成長機会を積極的に取り込む方針です。
これらの成長戦略を支える基盤強化として、同社は人材育成・確保の推進と、より強固なガバナンス体制の構築に注力しています。テクノロジーの急速な進化による技術革新の波や、金融緩和政策の長期化による競争激化という経営環境の中で、IT技術を積極的に取り入れたサービスの革新を推進し、顧客の多種多様な課題解決に向けたサービスラインナップの拡充を図っています。