ツクイホールディングス (E05393) 株価

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介護サービス業界の大手。デイサービス事業を主力に、有料老人ホームやグループホーム、訪問介護など包括的な介護サービスを展開。連結子会社で人材派遣や福祉機器リースも手がける。24年3月末時点でデイサービス事業所521ヵ所を運営。

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事業内容

ツクイホールディングスは、日本の高齢社会において総合的な介護サービスを提供する業界大手企業です。同社は全国で700ヶ所以上の事業所を展開し、通所介護(デイサービス)を中核として、住まい、在宅介護、人材派遣、リースなど幅広い介護関連サービスを手がけています。

同社の主要顧客は介護を必要とする高齢者とその家族で、収益の大部分は介護保険制度に基づく公的な介護報酬から得ています。デイサービス事業が収益の柱となっており、全国521ヶ所の事業所で送迎から入浴、食事、機能訓練まで包括的なサービスを提供し、利用者の在宅生活を支援するとともに家族の介護負担軽減を図っています。

同社の事業は6つのセグメントに分かれており、住まい事業では介護付有料老人ホーム「ツクイ・サンシャイン」やサービス付き高齢者向け住宅を運営し、在宅事業では訪問介護や訪問入浴、ケアプラン作成などのサービスを提供しています。また、子会社のツクイスタッフを通じた介護人材の派遣・紹介事業や、ツクイキャピタルでの福祉車両リース事業も展開し、介護業界全体を支える総合的なサービス体制を構築しています。

経営方針

ツクイホールディングスは、2025年に向けた長期戦略「ツクイビジョン2025」を掲げ、持続可能な成長を目指しています。同社は3つの大方針として「デイサービスで圧倒的No.1の地位を盤石化」「ツクイの考える地域包括ケアの確立」「従業員の幸せの実現」を設定し、2026年3月期には売上高1200億円、経常利益率7~8%の達成を目標としています。現在は2020年10月の持株会社体制への移行を通じた構造改革により、成長戦略の基盤強化を進めています。

同社の重点投資分野は、需要の増加が見込まれる首都圏および地方都市部での拠点展開です。顧客ニーズに応じた介護サービスの多層化を進め、デイサービスを中核とした地域包括ケアシステムの構築を目指しています。また、介護保険制度改正のリスクに対応するため、デイサービスの利用率向上による収益性改善に加え、介護保険外サービスの拡充にも取り組んでいます。初期投資負担の軽減策を活用しながら、持続的成長が可能な適正投資水準の維持を図り、健全な財務体質の構築を重視しています。

人材確保と育成は同社の最重要課題のひとつです。慢性的な介護人材不足に対処するため、採用担当者の増員や外国人技能実習生の受け入れを積極的に進めています。Eラーニングを活用した研修体制の充実、資格取得支援、社内検定制度の導入による適正な人事評価システムの構築により、従業員のスキル向上と定着率向上を図っています。また、従業員専用相談窓口の設置など労働環境の整備を通じ、質の高いサービス提供を支える人材基盤の強化に努めています。

新型コロナウイルスの影響により足元の業績は不透明な状況が続いていますが、同社は100億円のコミットメントライン契約を締結し、機動的な資金調達体制を確保しています。持株会社体制への移行を機に第三次中期経営計画の策定を進めており、中長期的な株主価値最大化に向けた新たな成長戦略の構築に取り組んでいます。

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