Nexus BankJP:E05094株価

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フィンテック・ITソリューション事業の有力企業。在留外国人向けデポジット型クレジットカードサービスが特徴的。韓国では貯蓄銀行業も展開。21年6月にSAMURAI証券等を株式譲渡。日本・韓国で事業を運営。

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事業内容

Nexus Bankは金融技術とIT技術を組み合わせた多角的事業を展開する企業です。同社は「フィンテック事業」「ITソリューション事業」「その他」の3つを主力事業として、国内外で金融サービスとシステム開発の両分野で事業を行っています。

同社の収益は多様な顧客層から構成されており、国内では在留外国人や個人向けの保証金型クレジットカード事業、法人向けの資金調達支援を提供しています。また韓国では貯蓄銀行業を通じて個人・企業向けの貸付や投融資を展開し、ITソリューション事業では企業向けにシステム開発やエンジニアリングサービスを提供しています。

事業セグメントの詳細として、フィンテック事業では子会社のNexus Card株式会社やJT親愛貯蓄銀行株式会社を通じて国内外の金融サービスを展開しています。ITソリューション事業では「Fast Connector」シリーズなどの主力製品の販売・保守を行い、SAMURAI TECHNOLOGY株式会社を中核としてシステムエンジニアリングや受託開発も手がけています。その他の事業では自己資金による投資や不動産賃貸事業も行い、収益源の多角化を図っています。

経営方針

Nexus Bankは「人の想い」と「お金」をつなぐという理念のもと、6つの事業領域を軸とした包括的な成長戦略を推進しています。同社は2023年度に営業収益240億円、営業利益50億円という明確な業績目標を設定し、既存の「韓国貯蓄銀行業」「キャッシュレスサービス」「ITソリューション」の3つの基幹事業を確実に成長させながら、新たな事業機会を追求しています。

同社の差別化戦略の核心は、新規投資分野への戦略的な展開にあります。「スタートアップ」「エンタメ・コンテンツ」「日韓ビジネス」という3つの新領域をテーマとした投資活動を積極的に進めており、これらの分野で独自のポジションを築くことを目指しています。特に日韓両国での事業展開という地理的優位性を活かし、両国間のビジネス機会を創出する戦略は同社ならではの特徴といえるでしょう。

新市場開拓においては、既存事業で培った金融サービスとIT技術の知見を新たな事業領域に応用する方針を取っています。同社は新事業領域の開拓を加速するため、組織体制の再構築を進めており、スタートアップ投資やエンタメ・コンテンツ分野での事業機会を積極的に探求しています。これにより、従来の金融・IT事業の枠を超えた総合的なサービス提供企業への転換を図っています。

技術革新への取り組みでは、6つの事業領域すべてにおいてデジタル化とシステム高度化を推進しています。同社はITソリューション事業で蓄積した技術力を他の事業領域にも展開し、グループ全体のシナジー効果を最大化する戦略を採用しています。2023年度の業績目標達成に向けて、これらの技術的優位性を活かした事業拡大と収益性向上に集中的に取り組んでいます。