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日立キャピタル【JP:E04779】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
日立キャピタルは、日立グループの金融サービス会社として、企業や個人の多様な資金調達・設備投資ニーズに応える総合金融サービスを提供しています。同社は日立製作所をはじめとする日立グループ各社との連携を活かし、リース・割賦販売・保険・信託などの幅広い金融ソリューションを展開しています。
同社の主要顧客は、設備投資を行う事業法人から個人まで多岐にわたり、収益は金利収入や手数料収入を中心としています。日立グループの製造・販売会社との協力関係を基盤として、製品販売と連動した金融サービスを提供することで、安定した顧客基盤を築いています。
同社の事業は6つのセグメントに分かれており、国内では「アカウントソリューション」と「ベンダーソリューション」を展開し、海外では「欧州」「米州」「中国」「ASEAN」の地域別事業を運営しています。アカウントソリューションでは顧客の個別ニーズに応じた包括的な金融サービスを、ベンダーソリューションでは提携企業の販売促進を支援する金融サービスを提供し、海外事業では各地域の特性に応じた多様な金融サービスを展開しています。
経営方針
日立キャピタルは「社会価値創造企業」を目指し、2019年度から2021年度の中期経営計画において税引前当期利益550億円、資産効率1.7%、資本効率9%の達成を目標に掲げています。同社は中長期的に年平均成長率5から8%程度の安定成長を志向し、将来的には資産効率2%以上、資本効率10%超の実現を目指しています。
重点投資分野として「環境・エネルギー」「モビリティ」「ライフ」「販売金融」の4つの事業領域を設定し、従来のビジネスから収益性の高い分野への転換を進めています。環境・エネルギー事業では太陽光発電事業の運営や省エネサービスの展開、モビリティ事業では電気自動車や新しい移動サービスに対応したソリューション提供、ライフ事業では都市開発やヘルスケア分野での新たな取り組みを強化しています。日本事業では2021年度までに重点事業の営業資産構成比を5%増加させる計画です。
グローバル展開では地域別戦略を深化させ、欧州事業は年平均成長率8%以上、米州事業は15%以上、中国事業は5%以上、ASEAN事業は20%以上の成長を目標としています。欧州では英国事業の安定成長に加え、大陸部でのモビリティ事業拡大を図り、米州では大口ファクタリング事業を収束させて省エネ事業やIT関連の販売金融に注力し、ASEAN地域ではフィリピンやオーストラリアなど新たな地域への展開を検討しています。
デジタルトランスフォーメーションの推進により事業効率の向上を図るとともに、ESG経営の推進や非財務資本の強化を通じて持続的な成長基盤を構築しています。同社はプロセス業務改善やIT投資による生産性向上に加え、パートナー企業との連携強化により新たなビジネスモデルの創出を目指しており、株主還元では配当性向を40%程度に引き上げる方針を示しています。