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犬山カンツリー倶楽部 (E04643) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
犬山カンツリー倶楽部は、愛知県でゴルフ場経営を主力事業とする会社です。同社はゴルフコースの運営に加えて、ゴルフ用品の販売も手がけています。また、食堂や喫茶店の運営については株式会社名鉄犬山ホテルに業務委託する形で、施設内でのサービス提供を行っています。
同社の収益構造は、会員制ゴルフクラブとビジター利用の両方から成り立っています。主要な顧客は犬山カンツリー倶楽部(人格なき社団)の会員で、個人正会員1,060名、法人会員290名のほか、平日会員403名、婦人会員28名が在籍しています。会員以外の一般利用者もビジター料金を支払うことで施設を利用でき、これも重要な収益源となっています。
同社の事業は大きく分けてゴルフ場運営とゴルフ用品販売の2つのセグメントで構成されています。ゴルフ場運営では、会員が優先的に施設を利用できる仕組みを整えながら、一般開放も行うことで稼働率の向上を図っています。なお、犬山カンツリー倶楽部という人格なき社団が存在しますが、これは会員の統制機関に過ぎず、同社の経営には直接関与していません。
経営方針
犬山カンツリー倶楽部は、来場者数の継続的な確保を核とした成長戦略を掲げています。同社は持続的な競争力の維持を経営戦略の柱に据え、来場者数を経営目標の達成状況を判断する主要指標として位置付けています。ゴルフ業界が直面するレジャー多様化による若年層離れや現会員の高齢化、価格競争激化といった構造的課題に対し、新規来場者の獲得を最優先課題として取り組む方針を明確にしています。
同社の差別化戦略は、良質なコース創造とメンテナンス管理の充実による顧客満足度向上に重点を置いています。具体的には、スポンサー企画による各種冠コンペや自社企画コンペの積極開催を通じて、多様な顧客層にアプローチしています。さらに従業員の資質向上に投資することで、来場者により楽しい体験を提供し、リピーター確保につなげる戦略を推進しています。
新市場開拓においては、オンライン送客サイトを活用した積極的な営業施策の展開に取り組んでいます。デジタルマーケティングの活用により、従来のアプローチでは接触できなかった潜在顧客層への訴求を強化し、来場者ベースの拡大を目指しています。同時に収益に見合った経費削減により継続的な利益確保を図り、財務基盤の安定化と競争力維持の両立を追求しています。
サービス革新の取り組みとして、同社は研修生、プロゴルファー、アルバイト学生の採用によるキャディ確保体制の強化を進めています。また、ツアープロによるラウンドレッスンの実施など、従来のゴルフ場運営の枠を超えた付加価値サービスの提供により、顧客体験の質的向上を図っています。これらの施策を通じて、厳しい業界環境下でも安定した来場者数確保と収益向上を実現する構えです。