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パレスホテル【JP:E04549】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
パレスホテルは、高級ホテルの運営と不動産賃貸を主力事業とする企業です。同社は子会社4社と関連会社2社で構成されるグループ企業として、ホテル運営および料飲施設の展開、さらにそれらに関連するサービス事業を幅広く手がけています。
同社の主要な収益源は、宿泊サービスを中心とするホテル事業と、保有不動産を活用した賃貸事業の2つの柱で構成されています。ホテル事業では個人・法人の宿泊客や宴会・会議利用者が主要顧客となり、不動産賃貸事業では長期契約による安定した賃料収入を確保しています。
事業セグメントは大きくホテル事業と不動産賃貸事業に分かれており、ホテル事業では同社本体に加え、子会社のパレスエンタープライズとパレスホテルマネジメント、関連会社のホテルグランドパレスが運営を担っています。また、パレスフードサービスがレストラン運営、パレスサービスが飲食料品小売や駐車場運営を行うなど、ホテル事業に関連する多様なサービスをグループ一体で提供しています。
経営方針
パレスホテルは現在の事業基盤を強化しつつ、新たな成長機会を模索する戦略を推進しています。同社は営業部門の販売力強化とオフィスビル賃貸事業の安定運営を事業の二本柱として位置づけており、インバウンド需要の回復を背景とした国内観光産業の追い風を活かした収益拡大を目指しています。賃金上昇による個人消費の緩やかな増加という経済環境も、同社の宿泊・宴会事業にとって追い風となる見込みです。
新規事業開発では、2024年4月に代官山でスタートしたブーランジュリー「Et Nunc Daikanyama」が注目されます。この新業態は、従来のホテル事業とは異なる顧客層にアプローチする試みであり、同社のブランド力を活用した事業領域の拡大を示しています。同社はこの取り組みを皮切りに、ホテル業界の枠を超えた新たな事業展開を積極的に検討していく方針を表明しており、投資家にとっては成長性の新たな要素として注目すべき点です。
運営面では、経営効率のさらなる向上を重要課題として掲げています。具体的には原価管理の徹底と諸経費の適切な配分に取り組む一方、人手不足が深刻化する業界環境において人的資源の確保にも注力しています。また、災害リスク管理体制の強化、コンプライアンス体制の整備、個人情報保護の徹底など、持続可能な経営基盤の構築にも継続的に投資する姿勢を示しており、長期的な企業価値向上に向けた取り組みを着実に進めています。