山口放送 (E04393) 株価

時価総額
PER
ラジオ・テレビ放送事業の地方局。商業放送を主力とし、電波料(タイム・スポット収入)が売上の92%を占める。番組制作・催物実施も展開。日本テレビ放送網がキー局として番組を提供。子会社1社、関連会社2社で構成。

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事業内容

山口放送は山口県を放送エリアとする地方放送局で、ラジオ放送とテレビ放送を主力事業としています。同社は日本テレビ放送網をキー局とする商業放送事業者として、地域に根ざした放送サービスを提供しています。また、放送事業に加えて催物の企画・実施も手がけており、地域のエンターテイメント分野でも活動を展開しています。

同社の収益構造は、広告主からの広告料収入が中心となっています。収入の約92%を占める電波料は、5分以上の放送枠を販売するタイム収入と、番組間の短時間枠を販売するスポット収入に分かれており、これらの比率はほぼ半々となっています。残りの収益は番組制作による制作収入と催物などのその他収入で構成しています。

放送事業では、ラジオとテレビの両方で商業番組と自主番組を放送しており、テレビでは商業番組が88%を占める一方、ラジオでは商業番組が66%となっています。同社は子会社1社と関連会社2社を含む企業グループを形成し、放送番組の制作・販売や代理店業務なども展開することで、放送を軸とした総合的なメディア事業を運営しています。

経営方針

山口放送は現在、厳しい経営環境の中で持続可能な成長を目指した戦略的な経営改革に取り組んでいます。同社は売上高、経常利益、当期純利益、そしてテレビ視聴率を経営上の重要指標として設定し、これらの目標達成に向けて全社的な取り組みを進めています。円安による原材料・エネルギー価格の高騰や世界的な経済不安といった外部環境の変化に対応しながら、地方放送局としての競争力強化を図っています。

同社の重点投資分野は、経費削減と業務効率化の推進による経営基盤の強化に集中しています。特に財務体質の改善を最優先課題として位置づけ、コスト構造の見直しと運営効率の向上に積極的に取り組んでいます。差別化戦略としては、地域密着型の放送局としての強みを活かし、公平公正で正確迅速な情報提供と質の高い番組制作に注力することで、他局との差別化を図っています。

新市場開拓については、従来の広告収入に依存した収益構造からの脱却を目指し、催物の企画・実施事業の拡充を進めています。同社は現在、電波料収入が全体の約92%を占める収益構造となっているため、制作収入やその他収入の比重を高めることで事業ポートフォリオの多様化を推進しています。地域のエンターテイメント分野での活動拡大により、新たな収益源の確保を目指しています。

技術革新への取り組みでは、放送倫理マインドの向上と放送基準の厳格な遵守を基盤として、デジタル時代に対応した番組制作体制の構築を進めています。同社は「放送の公共性」と「放送が果たすべき役割」を重視し、聴取者・視聴者からの信頼獲得を最優先に、自主・自律による放送事業の革新に取り組んでいます。子会社・関連会社3社との連携強化により、放送を軸とした総合メディア企業としての競争力向上を目指しています。

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