日本通運JP:E04319株価

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総合物流サービスの国内最大手。陸海空の輸送に倉庫業・港湾運送業を組み合わせたロジスティクス事業を主軸に、警備輸送・重量品建設・物流サポート事業を展開。22年1月にホールディングス制移行。日米欧アジア等で世界展開、子会社263社・関連会社57社を運営。

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事業内容

日本通運は、国内外で包括的な物流サービスを展開する総合物流企業です。同社は貨物自動車運送、鉄道利用運送、航空・海上運送、港湾運送、倉庫業などを幅広く手がけ、顧客の物流ニーズに一貫したソリューションを提供しています。現在では国内のみならず、米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニアの各地域で事業を展開し、グローバルな物流ネットワークを構築しています。

同社の顧客基盤は製造業から小売業まで多岐にわたり、特に自動車、電子機器、化学品などの産業向けに専門性の高い物流サービスを展開しています。収益構造は主力のロジスティクス事業が中心となっており、これに加えて現金輸送などを担う警備輸送事業、大型機械などの運搬を行う重量品建設事業からも安定した収入を得ています。地域別では日本が最大の収益源ですが、海外事業の比重も着実に高まっています。

事業セグメントは4つの主要分野で構成されています。最大の柱であるロジスティクス事業では、日本、米州、欧州、東アジア、南アジア・オセアニアの5地域でそれぞれ現地子会社を通じて運営し、地域特性に応じたサービスを展開しています。その他、銀行などの現金輸送を行う警備輸送事業、工場設備の移設などを担う重量品建設事業、物流関連商品の販売や不動産業などを行う物流サポート事業により、物流に関連する幅広いニーズに対応する体制を整えています。

経営方針

日本通運は2037年の創立100周年に向けて「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」を目指す長期ビジョンを掲げています。同社は海外売上高比率を2019年度の約20%から2037年度には50%まで引き上げることを目標としており、国内中心の事業構造からグローバル企業への転換を図っています。現在推進中の「NXグループ経営計画2023」では、5年間でROE10%の達成と10年以内の営業利益率5%実現を数値目標に設定し、非連続な成長を目指しています。

重点投資分野では、電機・電子、自動車、アパレル、医薬品、半導体の5つの重点産業を軸とした「顧客軸」「事業軸」「エリア軸」の3軸アプローチを強力に推進しています。同社は日本で培った顧客基盤と事業ノウハウをグローバルに展開し、海上・航空フォワーディング事業の拡大や非日系顧客の開拓に注力しています。また、M&A戦略を明確化し、グローバル経営基盤の強化・拡充を通じて市場での存在感向上を図っています。

新市場開拓では、従来の日系企業中心の顧客構造から脱却し、各地域での非日系顧客への積極的なアプローチを展開しています。新興エリアでの事業拡大にも取り組みながら、重点産業分野での投資を拡大し、お客様のグローバルサプライチェーンへの貢献領域を広げています。国内では関東圏、中京圏、近畿圏などの主要マーケットに経営リソースを集中し、事業ポートフォリオの最適化を進めています。

技術革新への取り組みでは、AI、RPA、IoT、自動化・省人化機器などの先端技術を活用したDXを積極的に推進しています。同社は物流先端技術の実用化を通じて労働力不足の解消と安全・高品質なオペレーションの実現を目指しており、競争優位性の確保と生産性向上を図っています。また、2022年1月から新グループブランドロゴ「NX」を導入し、グローバルなブランディング活動を展開することで、世界市場での認知度向上にも注力しています。