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新潟運輸【JP:E04192】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
新潟運輸は貨物自動車運送事業を主力とする総合物流企業です。同社は子会社7社、関連会社8社を含むグループ体制で、トラックによる貨物輸送を中心に、それに付帯する幅広い物流サービスを提供しています。
同社グループの収益基盤は、グループ各社間での運送業務の委託・受託による相互連携にあります。貨物自動車運送事業に従事する同社と子会社7社、関連会社3社が密接に協力し合い、効率的な輸送ネットワークを構築して収益を上げています。
事業セグメントは物流を中核としながらも多角化を図っており、転貸金融業、物品販売業、自動車整備業、輸送用機械器具製造業を手がける関連会社を擁しています。さらに親会社が自動車教習所業を、その他の関係会社が建設業を営むなど、輸送業に関連する周辺事業も展開し、グループ全体でのシナジー効果を追求しています。
経営方針
新潟運輸は第四次中期経営計画「Challenge to Change ~変化への挑戦~」の最終年度を迎え、2025年度に向けて三つの重点営業方針を掲げています。同社は「輸送を通じて最大のサービス 安全の提供」「営業収入の拡大と営業利益の確保」「持続可能な物流システムの構築」を柱とし、厳しい経営環境下でも確実な成長を目指しています。これらの方針は、2024年問題による物流関連法の改正への対応と持続可能な物流の実現という業界全体の課題に正面から取り組む姿勢を示しています。
収益力強化の核となるのは適正運賃の収受推進です。同社は運輸業界全体が直面するコスト上昇圧力に対し、サービス価値に見合った運賃水準の確保を最重要課題として位置づけています。この取り組みにより、エネルギー価格や人件費の高騰といった外部環境の変化に左右されにくい収益基盤の構築を進めています。また、荷主企業や協力会社との連携強化により、構造的な課題解決と安定した収益確保の両立を図っています。
業務効率化と新市場開拓では、同業他社との共同輸送やモーダルシフトの拡大を積極的に推進しています。これらの施策は単なるコスト削減にとどまらず、人手不足や環境負荷軽減といった社会課題への対応としても重要な意味を持ちます。同社は前年度からの継続的な取り組みを通じて、従来の単独輸送から協働型物流への転換を加速させ、業界全体の効率性向上にも貢献する戦略を展開しています。
設備投資面では、2026年2月に静岡支店を焼津市に移転する計画が進行中です。同社はこの新施設を単なる拠点移転ではなく、収益拡大の重要な機会として捉えています。立地の最適化と施設機能の向上により、中部圏での事業基盤強化と顧客サービス向上を同時に実現し、長期的な競争優位性の確立を目指しています。