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Lマネジメント【JP:E04111】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
Lマネジメントは、陸・海・空を網羅した総合物流サービスを提供する企業です。同社は連結子会社82社と持分法適用関連会社15社を擁し、顧客の物流ニーズに包括的に応えています。主力事業は3PL事業で、物流システム構築から在庫管理、受発注管理、流通加工、物流センター運営まで、物流業務全般を一括して受託しています。
同社の顧客基盤は幅広く、製造業から流通業まで多様な業界にサービスを提供しています。収益構造は国内物流と国際物流の両輪で構成されており、重量品輸送、美術品輸送、工場・事務所の大型移転作業など専門性の高いサービスも手がけています。また、倉庫業やトランクルームサービス、産業廃棄物の収集・運搬業も展開し、安定した収益基盤を築いています。
事業セグメントは大きく国内物流、国際物流、その他の3つに分かれます。国内物流では全国各地域に子会社を配置し、地域密着型のサービスを展開しています。国際物流では通関手続きから国際一貫輸送まで、グローバルなサプライチェーンを支える業務を担っており、北米、欧州、アジア太平洋地域に拠点を構えています。その他の事業として物流コンサルティングや情報システム開発、自動車整備・販売・賃貸業務なども手がけ、総合的なサービス提供体制を整えています。
経営方針
Lマネジメントは「LOGISTEED2030」という長期ビジョンのもと、グローバルサプライチェーンで最も選ばれるソリューションプロバイダを目指しています。同社は投資ファンドKKRとの強固なパートナーシップを活用し、従来のロジスティクスの枠を超えた新領域への展開を進めています。経営理念である「広く未来をみつめ 人と自然を大切にし 良質なサービスを通じて 豊かな社会づくりに貢献します」を具現化する形で、経済価値だけでなく社会価値・環境価値の創出に取り組んでいます。
重点投資分野として、同社はサプライチェーン全体の最適化に向けた高付加価値ソリューションの開発を最優先課題に位置づけています。デジタル変革による顧客利便性の向上と効率化も全社共通の重要施策として掲げており、IoT、AI、ロボティクスを活用したスマートロジスティクスの進化に力を注いでいます。これらの技術革新により、労働力不足という業界共通の課題解決を図るとともに、競合他社との差別化を実現する戦略です。
海外事業の強化・拡大については、特に国際物流分野において一貫したバリューチェーンの構築を進めています。同社は北米、欧州、アジア太平洋地域での事業基盤を拡充し、グローバル企業の複雑な物流ニーズに対応できる体制整備を目指しています。戦略的な企業買収も積極的に検討しており、自社の能力を補完するパートナーとの協創を通じて事業領域の拡張を図っています。
技術革新への取り組みでは、プラットフォーマーとしての地位強化を重要戦略として掲げています。顧客の多様な物流ニーズにワンストップで応える「スマートロジスティクス」の実現に向け、投資先行型案件への取り組みを強化しています。また、ESG経営の基盤強化も全社共通の重点施策として位置づけ、持続可能な社会の実現と企業価値向上の両立を追求しています。地政学的リスクや気候変動といった外部環境の変化に対しても、デジタル技術を活用したイノベーションで課題解決を図る方針を明確にしています。