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ダイビル【JP:E03861】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
ダイビルは、オフィスビルやホテル、マンションなどの不動産賃貸を主力事業とする総合不動産会社です。同社は国内外でビル賃貸事業を展開しており、併せてビル管理や建築工事なども手がけています。商船三井グループの一員として、安定した不動産事業を営んでいます。
同社の収益構造は、土地建物賃貸事業が中核を占めています。オフィスビルのテナント企業からの賃料収入が主要な収益源となっており、国内だけでなくベトナムやオーストラリアなど海外での賃貸事業からも収益を得ています。また、グループ会社を通じてビル管理業務を請け負い、安定的な収益を確保しています。
事業セグメントは大きく三つに分かれています。最大の柱である土地建物賃貸事業では、同社が直接所有するビルの賃貸に加え、海外子会社を通じた国際展開も進めています。ビル管理事業では、自社ビルのほか他社所有ビルの清掃や設備管理を行い、その他の事業として建築設計や工事管理も手がけています。
経営方針
ダイビルは、2035年を見据えた中長期経営計画「BUILD NEXT.」において、税引前利益250億円、総資産1兆円という野心的な数値目標を掲げています。同社は創立100周年を機に次の100年への成長戦略を描いており、計画期間中に総額7,000億円の投資を予定しています。この戦略は、従来のオフィス賃貸事業の安定成長に加えて、アセットタイプの多様化と事業の多角化による一層の成長実現を目指すものです。
国内事業では、東京・大阪に集中する既存の大型オフィス中心の保有資産に加え、投資対象の大幅な拡充を進めています。住居系18物件への出資や名古屋・千葉での物流不動産開発、大阪の物流施設への投資など、オフィス以外のアセットタイプに積極的に取り組んでいます。また、2025年竣工予定の八重洲ダイビル建替えや、札幌での大規模再開発プロジェクトなど、既存物件の建替・リニューアルと街創り事業を同時並行で推進しています。
海外展開では、既存投資国のベトナム・オーストラリアでの投資拡大と、新たな成長市場であるインドへの本格参入を実現しています。ベトナムでは3棟のAグレードオフィスビルを運営し、オーストラリアでは開発プロジェクトやファンド出資を通じて事業基盤を構築しています。2024年にはインドのニューデリー近郊とチェンナイでオフィス開発プロジェクトに参画し、経済成長が期待される新市場への足がかりを築きました。
技術革新と新規事業領域では、商船三井のコーポレートベンチャーキャピタルとの協業により、不動産テック分野への投資を本格化しています。米国のベンチャーキャピタルファンド「MetaProp」への出資や、空飛ぶクルマ開発企業「AirX」への出資など、スタートアップ投資を通じて「新しい街創り」を追求しています。同時に、メザニン投資やバリューアッドファンドへの出資により、ビジネスモデルの多角化とROA向上も図っています。