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福岡銀行【JP:E03591】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
福岡銀行は、ふくおかフィナンシャルグループの中核を担う地方銀行として、福岡県を主要営業基盤とした総合金融サービスを提供しています。同社は本店ほか支店165店、出張所4店、海外駐在員事務所8か所の広範囲なネットワークを通じて、預金・貸出・為替業務といった伝統的な銀行業務を展開しています。また、連結子会社11社と連携し、保証業務や債権回収業務なども手がけています。
同社の主要顧客は福岡県内の個人や中小企業が中心となり、地域密着型の営業戦略を採用しています。収益構造は預金と貸出の金利差収入である資金利益が柱となっており、これに加えて手数料収入や関連会社からの収益が収益源となっています。地方銀行として地域経済の発展を支える役割を担いつつ、安定的な収益確保を図っています。
同社グループの事業は銀行業とその他事業に大別され、銀行業が事業の中心となっています。その他事業では、ふくぎん保証やふくおか債権回収などの子会社が信用保証や債権管理回収業務を担当し、FFGカードによるクレジットカード事業、各種事務サービスやシステム開発なども展開しています。これらの関連事業により、顧客への総合金融サービスの提供と収益基盤の多様化を進めています。
経営方針
福岡銀行は、親会社であるふくおかフィナンシャルグループの第7次中期経営計画(2022-2025年)の下で、「ファイナンスとコンサルティングを通じて全てのステークホルダーの成長に貢献するザ・ベスト リージョナルバンク」という2030年長期ビジョンの実現を目指しています。同社は九州全域をカバーする広域展開型地域金融グループの中核として、デジタル変革と既存ビジネスモデルの抜本的な改革を通じて持続的成長を図る戦略を展開しています。
同社の重点投資分野は、個人向け資産形成支援と法人向けソリューション事業の強化にあります。2024年から始まる新NISA制度を機会と捉え、FFG証券との銀証一体サービスによる総合的な資産形成サポートを展開し、トータルライフコンサルティングの提供体制を構築しています。法人分野では、事業承継・M&A・ベンチャー育成といったエクイティ関連ビジネスに加え、九州の半導体産業復活を見据えた関連企業向けサービスをグループ一体で推進しています。
新たな収益源の確立では、2021年に開業したデジタル銀行「みんなの銀行」を核としたBaaS(Banking as a Service)事業の本格展開を計画しています。2023年5月には総合商社「FFGインダストリーズ」を設立し、金属加工業界における商取引仲介事業に参入するなど、従来の銀行業務を超えた新事業領域への挑戦を加速させています。さらに、2023年10月に予定される福岡中央銀行との経営統合により、中小企業金融における専門性向上とシナジー効果の最大化を図っています。
技術革新の面では、2023年度にリリースする個人バンキングアプリと法人ポータルを軸とした店頭からオンラインへのチャネルシフトを推進しています。店舗には高機能ATMやリモート窓口、WEBサービスコーナーを導入し、少人数運営による効率化を実現する一方で、営業担当者がコンサルティング業務により注力できる体制へと転換を図っています。SFA(セールス・フォース・オートメーション)などのデジタルツールの活用により、顧客情報の共有と営業生産性の向上を実現し、地域特性を踏まえた質の高いソリューション提供を目指しています。