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第四北越銀行【JP:E03560】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
第四北越銀行は、新潟県を基盤とする地方銀行として、預金・貸出業務を中核とした総合金融サービスを提供しています。同社は本体の銀行業務に加え、連結子会社7社を通じてリース業務、証券業務、クレジットカード業務などを展開し、地域の企業や個人のニーズに幅広く対応しています。また、公共債や投資信託、保険商品の窓口販売も積極的に行い、顧客の資産運用ニーズにも応えています。
同社の主要な顧客は新潟県内の中小企業や個人であり、地域密着型の営業を展開しています。収益構造は伝統的な銀行業務である預金と貸出の利ざやに加え、投資信託や保険商品の手数料収入、子会社からの配当収入などで構成されています。地方銀行として地域経済の発展を支える役割を担い、安定した収益基盤を築いています。
事業セグメントは銀行業、リース業、証券業、その他の4つに分かれており、銀行業が中核事業となっています。子会社では第四リース株式会社が総合リース業務を、第四証券株式会社が証券業務を担当しています。その他の事業として、第四コンピューターサービス株式会社のIT関連サービス、第四信用保証株式会社の信用保証業務、クレジットカード事業を手がける2社、そしてベンチャーキャピタルやコンサルティング業務を行うだいし経営コンサルティング株式会社があり、金融グループとして総合的なサービス体制を構築しています。
経営方針
第四北越銀行は、中期経営計画「ステップアップ New Stage~変革と飛躍~」を通じて、地域密着型の金融機関としての役割を強化しながら持続的成長を目指しています。同社は収益性、成長性、効率性の3つの観点から経営指標を設定し、特に「トップライン改革」を最重要戦略として位置づけています。この戦略では、コア業務粗利益に占める「貸出金利息」と「非金利収益」の比率向上を通じて、収益構造の変革を図っています。
重点投資分野では、中小企業向け貸出と消費性貸出の拡大に注力し、地域経済の下支えという使命を果たしながら収益基盤を強化しています。同社は総貸出残高に占める中小企業貸出比率の向上や、消費性貸出残高における無担保ローン比率の改善を通じて差別化を図っています。また、預かり資産収益や法人向け役務収益といった非金利収益の拡大により、従来の利ざや依存からの脱却を進めています。
新市場開拓については、2018年10月に北越銀行との経営統合により「株式会社第四北越フィナンシャルグループ」を設立し、新潟県内での金融ネットワークを大幅に拡充しました。この統合により、これまで以上に付加価値の高い金融仲介機能と情報仲介機能の提供が可能となり、地域貢献という第一の目的の早期実現を目指しています。両行が長年築いてきた顧客との信頼関係と地域ネットワークを活用し、より幅広い金融サービスの展開を計画しています。
技術革新への取り組みでは、「デジタライゼーション」を活用した大胆な構造改革を推進しています。同社は「業務改革」「店舗改革」「チャネル改革」の3つを柱として、業務効率化と顧客利便性の向上を同時に実現する取り組みを進めています。これらの改革により、人口減少やマイナス金利政策の長期化、異業種企業の参入といった厳しい経営環境に対応し、地域とともに成長する持続可能なビジネスモデルの構築を目指しています。