りそな銀行JP:E03538株価

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事業内容

りそな銀行は、関西圏を中心に全国展開する大手地方銀行グループです。同社は預金・融資業務を核とした従来の銀行サービスに加え、資産運用や相続相談など、個人・法人の幅広い金融ニーズに対応したサービスを提供しています。特に関西地区では高いシェアを誇り、地域密着型の営業戦略を強みとしています。

主要顧客は関西圏の中小企業と個人顧客で、預金と貸出金利の差額である資金利益が収益の柱となっています。同社は法人向けには事業資金の融資や経営相談を、個人向けには住宅ローンや資産運用商品の販売を通じて手数料収入も確保しています。近年は高齢化社会に対応した相続・信託業務にも力を入れ、収益源の多様化を図っています。

事業セグメントは個人部門、法人部門、市場部門の3つに大別されます。個人部門では預金・ローン・投資信託の販売、法人部門では融資・決済サービス・M&A仲介などを手がけています。市場部門では有価証券投資や外国為替取引を行い、金利環境の変化に対応した収益確保を目指しています。

経営方針

りそなホールディングスは2030年度に向けた中期経営計画において、持続的な収益成長と地域社会への貢献を両立する戦略を掲げています。同社は連結当期純利益2,000億円の達成を目標とし、従来の金利収入に依存した収益構造から脱却を図っています。この目標達成に向けて、手数料収入の拡大と経営効率の向上を重点課題とし、デジタル化による業務コストの削減も同時に進めています。

重点投資分野では、富裕層向け資産管理業務と法人顧客の事業承継支援に力を入れています。同社は関西圏での圧倒的な顧客基盤を活かし、相続・信託業務や不動産仲介サービスを拡充することで差別化を図っています。また、中小企業向けには単なる融資提供にとどまらず、経営コンサルティングやM&A仲介など付加価値の高いサービスを提供し、手数料収入の増加につなげています。

新市場開拓では、首都圏での法人営業強化と、アジア地域での日系企業向けサービス拡大を推進しています。同社は東京都内の営業拠点を拡充し、関西に本社を置く企業の首都圏進出を金融面でサポートする体制を整えています。海外では特にベトナムとタイでの現地法人を通じて、日系中小企業の海外展開支援を積極的に行い、国際業務手数料の獲得を目指しています。

技術革新への取り組みでは、店舗のデジタル化と顧客接点の多様化に約500億円を投資する計画です。同社はスマートフォンアプリの機能拡充により、来店不要で完結できるサービスを増やし、店舗運営コストの削減を進めています。人工知能を活用した与信審査システムの導入により、中小企業向け融資の審査期間短縮も実現し、顧客満足度向上と業務効率化の両立を図っています。