日立ハイテクJP:E02617株価

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科学・医用機器や半導体製造装置の有力企業。分析計測機器、電子顕微鏡、エッチング装置、リチウムイオン電池組立システムなど幅広い製品を展開。科学・医用システム、電子デバイスシステム、産業システム、先端産業部材の4セグメントで事業展開。子会社41社・関連会社5社で構成。

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事業内容

日立ハイテクは、科学・医用機器から半導体製造装置まで、幅広い高度技術機器の製造・販売を手がける精密機器メーカーです。同社は電子顕微鏡や分析装置などの科学機器、半導体製造に欠かせない装置、さらに電子部品や産業用材料の販売まで、技術集約型の事業を総合的に展開しています。製品の製造から販売、保守サービスまでを一貫して提供することで、顧客の技術革新を支えています。

同社の主要顧客は半導体メーカー、研究機関、医療機関、自動車メーカーなど多岐にわたります。収益構造は製品販売に加え、高度な技術を要する据付・保守サービスからの継続収入が重要な柱となっており、長期にわたる顧客との関係構築により安定した収益基盤を確保しています。親会社である日立製作所との間でも部品調達や製品販売の取引を行っています。

事業は4つの主要セグメントで構成されています。科学・医用システム分野では電子顕微鏡や各種分析機器を、電子デバイスシステム分野では半導体製造に必要なエッチング装置や検査装置を製造・販売しています。産業システム分野ではリチウムイオン電池の組立システムや鉄道関連機器を、先端産業部材分野では電子部品や産業用材料の販売を手がけており、それぞれが現代の産業発展に不可欠な技術と製品を提供しています。

経営方針

日立ハイテクは2019年度から2021年度にかけての新中期経営戦略において、「グローバル成長市場におけるFocused Solutions Company」を経営方針に掲げています。同社は「見る・測る・分析する」という独自の技術基盤を活かし、汎用市場から個別化・高度化する顧客課題を抽出して、特化型ソリューションを提供する戦略を推進しています。この戦略により希少性の高い専用市場を創造し、既存トップ事業のさらなる成長と新たなトップ事業の創出を目指しています。

重点投資分野として、同社は事業構造を3つのソリューション領域に再編しました。「アナリティカル・ソリューション」では有機・無機の成分分析技術をコアにバイオ・医用分野に注力し、「ナノテクノロジー・ソリューション」では電子線技術による表面観察技術を強化して半導体メーカーへの統合ソリューション提供を進めています。「インダストリアル・ソリューション」では産業システムと先端産業部材を統合し、運用技術の観点から顧客課題を解決する高付加価値事業への変革を図っています。

新市場開拓では、半導体分野での統合ソリューション提供に加え、新材料・二次電池、バイオなどの新分野開発に積極的に取り組んでいます。特にバイオ・メディカル分野を重点領域と位置づけ、計測・分析技術基盤の強化と新事業向け開発を推進しています。これらの取り組みにより、従来の装置販売中心のビジネスモデルから、顧客の課題解決に特化したソリューション提供型への事業転換を進めています。

技術革新への投資では、親会社である日立製作所の研究開発グループとの連携を強化し、次世代成長に向けた先端技術開発投資を継続しています。世界的なコンソーシアムへの参画、大学・研究機関との共同研究、高度な専門技術を持つ企業とのパートナーシップ強化を通じて、「ニーズの先取り」と「重要技術の先行取り込み」を実現する体制を構築しています。これらの取り組みにより、同社独自のコア技術である「見る・測る・分析する」技術と「自動化・制御技術」のさらなる高度化を図っています。