ミツトヨJP:E02300株価

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精密測定機器・試験機器の製造・販売を主力とする有力企業。1/100,000mm単位の高精度測定製品を展開。子会社41社・関連会社2社で構成。国内外で米国ミツトヨなど32社が販売、蘇州ミツトヨなど3社が製造を担当。グローバルに事業展開。

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事業内容

ミツトヨは精密測定機器の開発・製造・販売を主力事業とする日本を代表する精密機器メーカーです。同社の製品は1/10ミリメートルから1/100,000ミリメートルという極めて微細な長さを高精度で測定できる機器で、製造業の品質管理に欠かせない存在となっています。子会社41社、関連会社2社からなるグループ体制で、グローバルに事業を展開しています。

同社の主要顧客は自動車、航空機、電子機器などの製造業で、これらの企業が製品の精度や品質を確保するために同社の測定機器を活用しています。収益構造は精密測定機器の販売が中心で、海外では米国ミツトヨをはじめとする32社の子会社が販売を担当し、製造面では蘇州ミツトヨなど3社が生産拠点として機能しています。研究開発やソフトウェア開発も重要な収益源となっており、継続的な技術革新を支えています。

事業セグメントは精密測定機器関連事業とその他の事業に大きく分かれます。精密測定機器関連では、測定機器本体に加えて硬さ試験機などの試験機器、測定機器に付属するソフトウェア開発、そして次世代技術の研究開発を手がけています。興味深いことに、その他の事業として豆乳や湯葉などの自然食品事業も展開しており、子会社のミツトヨフーズが製造・販売を行っています。

経営方針

ミツトヨは2025年度から「変える、つなぐ、超える」をテーマとした「中期経営計画2029」をスタートさせ、精密測定で未来を提案するソリューションカンパニーへの変革を目指しています。2024年度には過去最高の連結売上高を達成し、創業100周年に向けた「Mitutoyo Vision 100」の実現に向けて着実に歩みを進めています。同社は従来の検査室中心の測定機器メーカーから脱却し、製造現場で活用される生産財としての地位確立を狙っています。

重点戦略の核心は測定機器の位置づけを根本的に変える点にあります。同社は測定機を検査室から製造現場に移し、工作機械やロボットと並ぶ生産財として認識される製品群の開発を進めています。これにより、単なる測定結果の判定から一歩踏み込み、測定データの分析を通じて上流の加工修正や設計見直しまでサポートする包括的なソリューションを提供します。顧客の「不良品を出さない、止まらない工場」の実現をミッションとし、生産プロセス全体の生産性向上に貢献する戦略を展開しています。

新市場開拓においては、同社独自のプラットフォームを活用したデータ管理サービスの強化に注力しています。測定データをクラウド上のプラットフォームに集約することで、品質向上や予知保全といった付加価値サービスを顧客に提供し、継続的な収益源として育成する計画です。AI技術の急速な進歩やグリーントランスフォーメーションといった社会変化を追い風に、自動化・省人化・高効率化を求める製造業のニーズに応える新たなビジネスモデルの構築を進めています。

技術革新の分野では、「測れないものを測る、測りづらいものを測りやすくする」という挑戦的なテーマを掲げ、グループの技術力と課題解決力を結集した開発体制を強化しています。労働人口減少や資材価格上昇といった製造業を取り巻く厳しい環境変化に対応するため、従来の技術の枠を超えた革新的な測定ソリューションの開発に取り組んでいます。同時に、これらの技術革新を支える人財育成と労働環境の充実にも継続的に投資し、持続的な成長基盤の構築を図っています。