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アルパイン【JP:E01840】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
アルパインは自動車向けの音響機器と情報・通信機器の製造販売を主力事業とする企業です。同社は車載オーディオシステムやカーナビゲーションシステムなどを開発・製造し、グローバルに展開しています。アルプス電気を親会社とするグループの一員として、電子部品から完成品まで幅広く手がけています。
同社の顧客は主に自動車メーカーや販売代理店で、完成車への組み込みとアフターマーケット向けの両方で収益を上げています。国内では子会社のアルパインマーケティングを通じた販売が中心ですが、大口顧客に対しては直接販売も行っています。海外では北米、欧州、中国、アジア・オセアニア地域に販売拠点を構えて現地展開を進めています。
事業は音響機器事業と情報・通信機器事業の2つのセグメントに分かれています。生産体制は国内のアルパインマニュファクチャリングに加え、欧州、中国、アジア、北米の各生産拠点でグローバルな製造網を構築し、各地域の需要に対応した効率的な供給体制を整えています。
経営方針
アルパインは2020年に向けた企業ビジョン「VISION2020」のもと、モービルメディア・イノベーションカンパニーとしての地位確立を目指しています。同社は連結売上高営業利益率5%超の達成を経営目標に掲げ、開発・生産・営業の各部門が一体となって持続的成長と収益力向上に取り組んでいます。特に2017年からの3年間を企業変革実行の重要な時期と位置づけ、中期経営目標の達成と2020年以降の成長基盤構築を加速させています。
重点投資分野では、既存の情報通信機器事業への継続投資を行いつつ、スマートフォンとの融合商品やヒューマンマシンインターフェースなどの新分野への研究開発投資比率を高めています。同社は製品構造改革や設計プロセス改革に全社で取り組み、品質向上と価格競争力の強化を図るとともに、生産マネジメント改革に向けた設備投資を積極的に実施しています。これらの取り組みにより、桁違いの品質レベルを実現し、自動車メーカーからの厳しい要求に応える体制を構築しています。
新市場開拓では、アルプス電気との経営統合による技術的強みの融合を活用し、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリングサービス、電動化)領域での事業拡大と新事業創出を実現しようとしています。同社はグローバル5極体制(日本、米州、欧州、中国、アジア)で開発から販売まで各機能を最適化し、顧客満足度向上と収益構造改革を進めています。成長領域へのリソースシフトを積極的に行うことで、強固な企業体質の確立を目指しています。
技術革新への取り組みとして、アルプス電気との経営統合によるシナジー創出を急速に進めています。自動車業界が100年に1度の大変革期に入る中、同社は単なるモジュール製品の供給から、自動車全体のHMIシステム提案まで手がける総合サプライヤーへの転換を図っています。両社の技術的強みと経営資源の相互活用により、新製品開発から市場投入までの期間短縮を実現し、急速に変化する顧客ニーズに迅速に対応する体制を整えています。