沖電線JP:E01343株価

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電線・ケーブル及び電極線の製造販売を主力とする有力企業。ワイヤーハーネスや各種電線・ケーブルの製造販売、不動産賃貸も展開。沖電気工業が関係会社として出資。日本、中国、昨年設立の米国拠点で事業を推進。

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事業内容

沖電線は、電線・ケーブルと電極線の製造販売を主力事業とする電線メーカーです。同社は産業機器や通信機器に使用される各種電線製品の開発から製造まで手がけており、高い技術力を活かした特殊用途向けの製品を得意としています。また、保有する不動産の賃貸事業も収益の一部を担っています。

同社の主要顧客には、関係会社である沖電気工業をはじめとする電子機器メーカーや産業機械メーカーが含まれます。製品販売による収益が事業の中核を占めており、国内製造拠点に加えて中国やアメリカにも販売網を展開することで、グローバルな顧客ニーズに対応しています。

事業は大きく3つのセグメントに分かれており、電線・ケーブル事業では子会社の沖電線ワイヤーハーネスやモガミ電線と連携して製造販売体制を構築しています。電極線事業は同社が単独で手がける専門分野であり、不動産賃貸事業は安定収益源として位置づけられています。海外展開では中国の製造子会社とアメリカの販売会社を通じて、アジア・北米市場での事業拡大を図っています。

経営方針

沖電線は、ニッチトップ電線メーカーとして安定的な収益確保を目指す中期経営計画「Reborn120」を推進しています。同社は2017年度の業績目標として売上高120億円の達成を掲げており、営業利益率については将来成長に向けた研究開発や海外展開への投資を積極化するため5%に設定しています。2016年度実績では売上高111.7億円、営業利益率6.8%を記録し、利益面では既に目標を上回る水準を達成しています。

電線・ケーブル事業では、自動化とロボット化の進展により成長が見込まれるFA市場や医療機器市場に重点的に取り組んでいます。同社は研究開発力の強化による新商品投入の加速と生産能力の向上を通じて、これらの成長分野での事業拡大を図っています。一方、電極線事業では国内において顧客ニーズへのタイムリーな対応による売上拡大を目指し、海外では高品質商品の強みを活かして既存顧客内でのシェア拡大を進めています。

海外展開については、中国、米国、欧州の3つの主要市場での販売加速を重要戦略として位置づけています。中国市場では新規顧客の獲得と既存顧客の深耕を同時に推進し、米国では2016年に設立した現地販売法人「OKI ELECTRIC CABLE AMERICA CORPORATION」を通じた販売活動の強化に取り組んでいます。欧州市場では代理店網の活用により効率的な市場開拓を進める方針です。

技術革新への取り組みでは、顧客志向を強化しながら海外でも価値を認められるニッチトップ商品の創出に力を注いでいます。同社は新商品の投入加速と新市場開拓を主要課題として掲げており、品質と生産性のさらなる向上によるコスト削減を通じて各事業セグメントの収益力向上を目指しています。これらの取り組みにより、グローバル市場での競争力強化と持続的な成長の実現を図る戦略を展開しています。