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日東化工【JP:E01089】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
日東化工は、ゴム製品と樹脂製品の製造・販売を手がける専門メーカーです。同社は長年培ってきた材料技術を活かし、ゴムや樹脂の配合から最終製品の加工まで一貫して行っています。産業界の幅広いニーズに対応する材料ソリューションを提供しています。
同社の顧客は主に製造業を中心とした産業向けが大半を占めており、自動車部品メーカーや建設業界、その他の工業製品メーカーなどが含まれます。収益は材料の配合技術を提供するコンパウンド事業と、実際の製品に加工するゴム加工事業の両輪で構成されています。マット製品の一部については、子会社の湘南エヌティケーを通じて施工・販売も行っています。
事業は大きく「コンパウンド事業」と「ゴム加工事業」の2つに分かれています。コンパウンド事業では、ゴムコンパウンドや高機能樹脂コンパウンド、樹脂洗浄剤などの材料を製造し、ゴム加工事業では、シートやマット、各種成形品など最終製品に近い形での加工品を手がけています。この両事業の組み合わせにより、材料から製品まで幅広い工程でのサービス提供が可能となっています。
経営方針
日東化工は、ゴムと樹脂分野での長年の技術蓄積を基盤とした成長戦略を展開しています。同社は新中期経営計画(2022~2023年度)において「低収益事業の販売縮小」「高収益・成長事業の拡販・増販」「コスト構造の改善」という3つの基本方針を掲げ、収益体質の強化を目指しています。営業利益と売上高営業利益率を重要な経営指標として位置付け、安定配当が可能な経営基盤の構築を目標としています。
重点投資分野では、コンパウンド事業とゴム加工事業の両分野で差別化戦略を推進しています。ゴムコンパウンドでは従来の大口受託偏重から脱却し、中小型案件の拡充により幅広い事業基盤を構築する計画です。この取り組みでは、主要株主である大阪ソーダとのネットワークを活用した営業展開を進めています。樹脂洗浄剤においては、国内の安定収益基盤を維持しながら、東南アジア市場をターゲットとした海外展開を積極化しています。
新市場開拓と事業拡大では、特にゴム加工事業での取り組みが注目されます。シート事業では原料の社内調達という強みを活かし、国内外の協業も視野に入れたシェア拡大を図っています。マット事業については生産設備の改良と要員体制強化により増産体制を構築し、成形品事業では生産設備の有効活用による新規顧客・用途開拓を推進しています。
技術革新への取り組みとして、同社は独自技術やノウハウを活かした高付加価値製品の開発に注力しています。製造・開発・営業の三位一体による効率的な技術開発体制を構築し、顧客との協力による新たな需要創出を目指しています。また、業務効率化と合理化設備投資を通じたコスト構造改善により、外部環境変化への対応力強化も同時に進めています。