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あすか製薬【JP:E00929】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
あすか製薬は医薬品の製造・販売を主力事業とする製薬会社です。同社は人用医薬品の製造・仕入を行い、主に武田薬品工業を通じて医療機関や薬局に供給しています。医薬品事業に加えて、動物用医薬品、臨床検査、医療機器、健康食品等の幅広い事業を展開しています。
同社の収益構造は医薬品事業が中核となっており、主要な販売先は武田薬品工業となっています。この販売パートナーシップにより、同社は安定した販路を確保し、医療機関への効率的な製品供給を実現しています。その他の事業についても、グループ会社を通じて多様な顧客層にサービスを提供しています。
事業セグメントは医薬品事業とその他の事業に大別できます。その他の事業では、子会社のあすかアニマルヘルスが動物用医薬品事業を、あすか製薬メディカルが臨床検査・医療機器・健康食品事業をそれぞれ担当しています。グループ各社間では製品の相互供給や業務委託を通じて、効率的な事業運営を図っています。
経営方針
あすか製薬は2021年3月までの中期経営計画「ASKA PLAN 2020」において、事業環境の変化を受けて目標を修正し、売上高530億円、営業利益率3.8%、ROE3.6%を目指しています。同社は「競争力のあるスペシャリティファーマ」というビジョンの下、スペシャリティファーマとしての飛躍と持続的成長への足固めを図る戦略を推進しています。
重点投資分野では、産婦人科領域、内科領域(消化器・甲状腺等)、泌尿器科領域に経営資源を集中しています。特に産婦人科領域では、レルミナ錠(子宮筋腫治療薬)、フリウェル配合錠、ジェミーナ配合錠の3つの新製品を2018年度下期に連続投入し、約20年ぶりの経口剤による子宮筋腫治療という特徴で差別化を図っています。また肝性脳症治療薬のリフキシマ錠では、ファーストライン治療を目指した疾患認知度向上に取り組んでいます。
新市場開拓では、インドでの合弁事業を通じたグローバル展開を進めており、neopharma LLCとの合弁会社「NeoASKA Pharma Private Limited」が医薬品工場の建設を進めています。また、持株会社体制への移行により「トータルヘルスケアカンパニー」を目指し、新規領域での事業強化とガバナンス体制の強化を図る計画です。
技術革新への取り組みでは、川崎研究所を湘南ヘルスイノベーションパークに移転し、2020年4月に「あすか製薬湘南研究所」として新たにスタートしました。同施設では産官学とのオープンイノベーションを推進し、ラクオリア創薬やレナサイエンスなど外部企業との共同研究を強化しています。自社創製品AKP-009の第2相試験や、TAK-385の子宮内膜症適応追加試験など、重点領域でのパイプライン進展に注力しています。