本州化学工業 (E00812) 株価

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化学品製造の有力企業。ビスフェノール、クレゾール誘導品、電子材料及び特殊ビスフェノールなど各種化学品の製造・販売を展開。三井物産と三井化学がその他の関係会社として出資。化学品、機能材料、工業材料の3セグメント体制で事業運営。

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事業内容

本州化学工業は各種化学品の製造・販売を手がける専門メーカーです。同社は主にビフェノール、クレゾール誘導品、電子材料、特殊ビスフェノールなどの化学製品を製造しており、産業用途に特化した高品質な化学原料を提供しています。

同社の主要な取引先には三井物産と三井化学があり、これらの関係会社を通じて製品販売と原料調達を行っています。収益は主に製造業向けの化学原料販売によって支えられており、各製品は最終的に電子機器や光学製品、工業製品の原材料として使用されています。

事業は大きく4つのセグメントで構成されています。化学品事業ではビフェノールやメタクレゾールなどの基礎化学品を、機能材料事業では電子・光学材料用の特殊ビスフェノールを扱っています。工業材料事業では子会社ハイビス社の製品や受託製造品を、その他事業では販売関連サービスを提供しており、幅広い産業分野に化学ソリューションを届けています。

経営方針

本州化学工業は、2030年に売上高500億円、営業利益率15%を目指す長期ビジョン「HCI500」を掲げています。同社は「グローバル・ファインケミカル・スペシャリスト」として、独自のフェノール誘導品合成技術を核とした高収益・高成長企業への転換を推進しています。中期的には2023年度までに売上高300億円、営業利益42億円の達成を目標としており、現在の規模から大幅な成長を計画しています。

同社の重点投資分野は、特殊ビスフェノール、電子材料、ビフェノールの三つの事業領域です。特に5Gをはじめとする情報通信市場の急拡大に対応するため、電子材料分野への開発投資を積極化しています。また、クレゾール誘導品については競争力強化と長期安定的な販売体制の構築に注力し、既存事業の収益力向上を図っています。同社は情報・通信、自動車、医薬といった成長市場のニッチ分野に特化することで差別化を実現しています。

事業拡大に向けては、新たな製造能力の獲得と新製品開発の加速を重点課題としています。プラント新増設に加えて、業務提携やM&Aの検討も積極的に進めており、成長戦略の実現に必要な製造体制の拡充を急いでいます。また、海外市場への展開も視野に入れ、グローバルな供給体制の構築を目指しています。

技術革新においては、マテリアルズ・インフォマティクスの活用と試作設備の新設により、研究開発の効率化と開発スピードの向上を実現しています。オープンイノベーションの推進により外部との連携を強化し、顧客ニーズの多様化・高度化に対応する新製品の創出を加速させています。同社は創業以来培った独自技術を基盤として、競合他社が模倣困難な製品開発に継続的に取り組んでいます。

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