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国際チャート【JP:E00737】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
国際チャート株式会社は、産業用・医療用記録紙やラベル紙などの特殊紙製品の開発・製造・販売を主力事業とする専門メーカーです。同社は半世紀以上にわたって培ってきた印刷・紙加工技術を活かし、計測機器や医療機器向けの記録紙、物流・医療現場で使用される各種ラベル紙を製造しています。また、事務用機器やコピー用紙などの一般的な事務用品も取り扱っています。
同社の収益構造は、自社製品の製造販売と商社機能を組み合わせた事業モデルとなっています。販売チャネルは親会社や代理店を経由した体制を構築しており、工業計器メーカー、医療機関、電気・ガス・水道事業者などの法人顧客が主要な売上先となっています。特に産業用記録紙では、製紙メーカーとの共同開発により差別化を図っています。
事業セグメントは大きく4つの分野に分かれており、物流仕分け用や医療用のラベル紙関連、工業計器・医療機器向けの記録紙関連、電気・ガス・水道検針用の特殊記録紙関連、そして事務用品全般を扱うサプライ商品関連で構成されています。中でも屋外検針用記録紙は、耐水性・耐光性に優れた独自技術により、インフラ関連の検針業務に不可欠な製品として高いシェアを持っています。
経営方針
国際チャートは「変革」と「デジタル化」を基軸とした成長戦略を推進しています。同社は売上高と経常利益を主要な経営指標として設定し、直近では売上高3,786百万円(前年同期比17.4%減)となったものの、経常利益は152百万円(同36.2%増)と収益性の改善を実現しました。経営環境の変化に対応しながら、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。
重点投資分野では、次世代に向けた新規ビジネスの創造と事業領域の拡大に注力しています。同社は新たな設備投資を通じて付加価値の高い商品製造と内製化を推進し、利益率向上を図っています。また、電子商取引の強化により事業構造の高品質化と効率化を進め、従来の事務用品や記録紙事業における競争優位性を維持しながら、デジタル化に対応した新たな収益源の確立を進めています。
事業拡大の核となるのは、親会社であるナカバヤシ株式会社とのグループシナジーの最大化です。同社はナカバヤシグループ各社との連携を深め、生産設備の有効活用と高品質体制の構築に取り組んでいます。この戦略により、製造コストの最適化と品質向上を同時に実現し、グループ全体での競争力強化を図っています。グループ内での技術共有や生産効率の向上により、単独では実現困難な規模の経済効果を追求しています。
技術革新への取り組みでは、新たな技術創造を経営理念の中核に据え、高品質・高機能な製品の安定供給体制を構築しています。同社は営業力強化、営業効率向上、生産効率改善、コスト管理の各分野で継続的な改善活動を展開し、従来の印刷・紙加工技術に加えてデジタル技術の活用を進めています。これにより、変化する市場ニーズに対応した製品開発力の向上と、競合他社との差別化を図っています。