- 日本企業
- レナウン
レナウン【JP:E00616】株価
株価の推移
出来高の推移
PERの推移
PBRの推移
時価総額の推移
事業内容
レナウンは日本を代表するアパレル企業として、衣服等繊維製品の企画・製造・販売を主力事業としています。同社は「ダーバン」「アーノルドパーマー」「シンプルライフ」などの自社ブランドを展開し、メンズ・レディース・キッズ向けの幅広いファッション商品を手がけています。製品の企画から販売まで一貫した事業体制を構築し、国内外で事業を展開しています。
同社の収益構造は、百貨店や専門店への卸売販売が中心となっています。主要顧客には大手百貨店チェーンや全国の専門店が含まれており、これらの小売店舗を通じて最終消費者に商品を届けています。また、職域販売と呼ばれる企業向けの直接販売も行っており、多様な販売チャネルを活用して安定的な収益基盤を築いています。
同社グループの事業は「衣服等繊維製品関連事業」と「その他の事業」の2つに分かれています。メイン事業では製品の製造・販売から職域販売、品質管理、物流まで幅広い機能を子会社が分担し、国内では11社の子会社が製造・販売・物流を担当しています。海外では中国やイタリア、香港の関連会社が製造・販売・商標管理を行い、グローバルな事業展開を支えています。
経営方針
レナウンは中期経営計画『Target 2023』を軸とした成長戦略を推進しており、「お客様と深く結びつく」「新たなお客様との出会いを増やす」「継続的な繋がりを支える基盤構築」の三本柱で事業展開を図っています。同社は「豊かな心になれるコトを提供することで、世界に価値を発信し続けるグループ」を経営ビジョンに掲げ、消費者の購買行動多様化や節約志向が続く厳しい市場環境下でも持続的成長を目指しています。
重点投資分野では、基幹ブランドであるダーバン、アクアスキュータム、アーノルドパーマータイムレスの強化に集中投資を行い、周年イベントなどを通じた事業拡大を推進しています。一方で、ソリューション事業では不採算・低効率な売場や取引の見直しを積極的に進め、選択と集中による事業再構築を図っています。効率的な仕入政策により正価販売比率の向上と在庫適正化を実現し、収益性の改善を追求する戦略を採用しています。
新市場開拓の核となるのがサブスクリプション事業「着ルダケ」の拡大で、同事業は3年目を迎えて本格的な成長フェーズに入っています。同社は実店舗とEコマースで分離していた顧客データベースを統合することで会員基盤の強化を図り、店舗とEコマースの在庫一元化による売上底上げを実現しています。これらの施策を通じてEコマース売上構成比の拡大を目指し、デジタル化時代に対応した新たな収益源の確立を進めています。
技術革新への取り組みでは、デジタル技術を活用した業務革新を継続的に推進し、業務効率と戦略遂行力の向上を図っています。同社は効率的な組織体制の構築と人員体制の見直しを実施し、変化する市場環境に対応できる経営基盤の強化を進めています。これらの技術投資により、お客様との継続的な関係構築を支える基盤の整備を加速し、長期的な競争優位性の確保を目指しています。