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竹中工務店 (E00169) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
竹中工務店は、建築工事を中心とした建設事業と不動産開発事業を主力とする総合建設会社です。同社は建築分野で特に高い技術力を持ち、オフィスビルや商業施設、文化施設などの大型建築物の設計・施工を手がけています。また、自社で保有する事務所ビルの賃貸事業も展開し、建設と不動産の両面から事業を展開しています。
同社の収益構造は、建設事業が中心となっており、民間企業や公共機関から建設工事を受注しています。開発事業では、自社で開発した事務所ビルからの賃貸収入が安定的な収益源となっています。海外展開にも積極的で、アジア、欧州、北米において現地法人を通じて建設事業や不動産開発事業を営んでいます。
同社の事業は大きく3つのセグメントに分かれています。建設事業では、本体が建築工事を担い、子会社の竹中土木が土木工事、竹中道路が道路舗装工事をそれぞれ手がけています。開発事業では国内外で事務所ビル賃貸やリゾート開発を展開し、その他事業では不動産管理や設計監理サービスなどを提供しています。
経営方針
竹中工務店は2026年から「中期経営計画2030」をスタートさせ、「リジェネラティブ(再活性)」をキーワードとした成長戦略を展開しています。同社は2026年12月期の売上高目標を1兆4,550億円、営業利益900億円、経常利益970億円に設定し、親会社株主に帰属する当期純利益680億円を目指しています。これらの数値目標は、足元の事業環境の変化や大型工事の動向を踏まえて策定されており、持続的な成長を実現するための具体的な指針となっています。
同社の重点投資分野は「環境共創」「技術革新・デジタル変革」「人材活躍」の3つの重点分野に集約されています。特に「環境戦略2050」を基盤として、建物の「つくる・まもる・いかす」というライフサイクル全体にわたってリジェネラティブな価値創造に取り組んでいます。また、4つの経営基盤戦略として技術、デジタル、人材、広報・ブランドを横断的に強化し、グループ各社の連携を深めることで差別化を図っています。
新市場開拓では、6つの中核事業戦略を通じて事業領域の拡大を進めています。国内建築事業では魅力的な作品づくりによる価値提供を強化し、海外建築事業では「TAKENAKA」ブランドのグローバル展開を加速させています。開発事業では不動産事業による長期安定収益の拡大を図り、グループの成長投資の原資創出を目指しています。さらに新規事業戦略では、建設の枠を超えた総合ソリューションにより社会課題解決と収益基盤の多様化を実現する計画です。
技術革新への取り組みでは、技術の「シン化」をスローガンに掲げ、魅力ある建設と豊かな価値創造を推進しています。デジタル戦略では、デジタル技術を活用して人と組織とナレッジをつなぎ、未来社会の実現に貢献する方針です。同社は品質の高いものづくりとサービス提供を軸に、重要課題ごとに設定した指標と目標値により進捗を管理し、継続的な技術革新を通じて競争優位性の確保を図っています。