技研興業 (E00116) 株価

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土木・建築工事の有力企業。法面保護・急傾斜対策工事、放射線・電磁波対策のトータルエンジニアリング、消波根固ブロック製造用鋼製型枠の貸与を展開。建設資材販売のほか不動産事業や太陽光発電事業も手掛ける。子会社1社と企業集団を構成。

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事業内容

技研興業は土木・建築分野における専門工事の請負と建設資機材の販売・貸与を主力とする建設関連企業です。同社は法面保護工事から放射線・電磁波対策まで幅広い専門技術を持ち、特に特殊な環境対策工事で強みを発揮しています。また、消波ブロック製造用の鋼製型枠貸与事業も展開しており、海岸保全工事に欠かせない存在となっています。

同社の主要顧客は官公庁や建設会社で、公共工事を中心とした安定的な収益基盤を築いています。工事請負による売上に加え、型枠や建設資材の貸与・販売による継続的な収入も重要な収益源となっています。子会社の日動技研を通じて建設資材のレンタル事業も手がけ、グループ全体で建設業界のニーズに応えています。

同社の事業は土木関連、建築関連、型枠貸与関連の3つの主力セグメントに分かれます。土木関連では法面保護や急傾斜対策工事を、建築関連では放射線遮蔽や電磁波対策などの特殊建築工事を担当しています。型枠貸与関連では消波ブロック用鋼製型枠の賃貸を軸に、環境配慮型のコンクリート製品販売も展開し、多角的な事業展開を進めています。

経営方針

技研興業は建設業界の厳しい経営環境に対応するため、型枠貸与事業への依存度を下げ、三つの主力事業の均衡ある発展を目指す収益構造の再構築を進めています。同社は各セグメントが独立して利益を計上できる体質強化を重要課題と位置づけ、社員有志による活性化委員会を通じたコスト削減活動により一定の成果を上げています。今後は更なる収益力向上を目指し、計画的受注施策と精度の高い原価管理の徹底を図る方針です。

土木関連事業では、採算性を重視した受注戦略が効果を発現しており、不採算工事の排除と施工体制の確保により利益率の改善を実現しています。同社は現状の利益率を維持しながら量的拡大を目指し、東日本大震災の復旧・復興需要や国土強靭化関連案件への重点的な営業活動を継続しています。受注から完成までのモニタリング体制の更なる強化により、確実な利益確保を図る戦略です。

建築関連事業においては、主力の医療分野以外への事業領域拡大と多様化を進めています。同社は熾烈な価格競争に対応するため原価管理を徹底する一方、アフターサービスや新規開発した工事資材による新規顧客の獲得に注力しています。また、過去に手掛けた放射線防護施設の設備更新需要を見据え、再設計サービスなども視野に入れた幅広い対応を計画しています。

型枠貸与関連事業では、公共事業の将来的な縮減を見据えた事業基盤の構築を推進し、土木関連事業との一体運営によるシナジー効果の創出を図っています。同社は鋼製型枠の製作から維持補修、運搬に至る全工程のコスト見直しによる徹底した原価管理を実施するとともに、陳腐化した賃貸用型枠の更新と新型消波ブロックの投入により設備増強を進めています。フリージア・マクロス株式会社のグループ会社との協働により、大型受注案件への対応力強化も推進しています。

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