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グローセルJP:9995
沿革
1954年12月 |
主に通信機器用の電子部品の販売を目的とし、福島電気工業株式会社を設立。 |
1955年7月 |
株式会社日立製作所と特約店契約を締結。 |
1959年6月 |
半導体の販売を開始。 |
1984年10月 |
商号を株式会社イーストンエレクトロニクスに改称。 |
1994年9月 |
日本証券業協会に店頭登録。 |
1996年3月 |
新株発行(1,200,000株)し、資本金3,433百万円となる。 |
1998年10月 |
物流子会社 株式会社イーストンワークス(連結子会社)を設立。 |
2001年8月 |
海外現地法人 HONG KONG EASTON LTD. (現:GLOSEL HONG KONG LTD.)(連結子会社)を設立。 |
2002年10月 |
大倉商工株式会社と電子営業部門の譲受け契約を締結。 |
2003年2月 |
海外現地法人 EASTON ELECTRONICS(S)PTE.LTD. (現:GLOSEL ELECTRONICS SINGAPORE PTE.LTD.)(連結子会社)を設立。 |
4月 |
株式会社ルネサス販売(現・ルネサスエレクトロニクス株式会社)と特約店契約を締結。 |
2004年7月 |
海外現地法人 TAIWAN EASTON CO.,LTD. (現:GLOSEL TAIWAN CO.,LTD.)(連結子会社)を設立。 |
9月 |
ISO14001認証取得。 |
12月 |
株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年10月 |
海外現地法人 EASTON (SHANGHAI) TRADING CO., LTD. (現:GLOSEL SHANGHAI TRADING CO.,LTD.)(連結子会社)を設立。 |
2008年4月 |
海外現地法人 EASTON ELECTORONICS(THAILAND)CO.,LTD.(現:GLOSEL ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD.) (連結子会社)を設立。 |
2009年3月 |
ISO9001認証取得。 |
4月 |
株式会社ルネサスデバイス販売と合併し株式会社ルネサスイーストンへ商号変更。 |
10月 |
株式会社ルネサステクノロジ(現・ルネサスエレクトロニクス株式会社)製品に関し取引先8社と特約店契約を締結。 |
2012年1月 |
海外現地法人 RENESAS EASTON AMERICA INC. (現:GLOSEL AMERICA INC.)(連結子会社)を設立。 |
2014年2月 |
東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)市場から二部市場に市場変更。 |
9月 |
東京証券取引所市場第二部から市場第一部に指定変更。 |
2015年3月 |
新株発行(2,497,600株)し、資本金50億4,267万円となる。 |
2018年4月 |
半導体ひずみセンサーSTREAL製品の製造・販売を開始。 |
2019年7月 |
株式会社グローセルに商号変更。 |
2021年5月 |
広州に上海現地法人の支店 GLOSEL SHANGHAI TRADING CO.,LTD. GUANGZHOU BRANCHを設立。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2023年1月 |
新株発行(2,650,000株)し、資本金55億1,865万円となる。 |
2023年2月 |
新株発行(450,000株)し、資本金56億447万円となる。 |
事業内容
グローセルは、自社および連結子会社7社で構成される企業グループです。主に、ルネサスエレクトロニクス株式会社や株式会社日立製作所グループ会社との特約店契約を通じて、集積回路や半導体素子などの購入及び販売を行っています。また、ソフトウェアの開発やASICの設計開発も手掛けており、高感度な半導体ひずみセンサを搭載したセンサモジュール「STREAL」の自社設計・製造・販売も行っています。
グローセルの連結子会社は、アジア地域(高導香港有限公司、GLOSEL ELECTRONICS SINGAPORE PTE.LTD.、台灣高導股份有限公司、高導(上海)貿易有限公司、GLOSEL ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD.)および米国(GLOSEL AMERICA INC.)において、商品の販売やサービスの提供を行っています。さらに、株式会社イーストンワークスはグローセルから委託を受け、グループ全体の物流業務を担当しています。
取り扱い商品には、マイコン、ロジック、メモリ、センサIC、トランジスタ、ダイオード、整流素子、液晶表示デバイスなどがあり、一般電子部品や電子機器も含まれます。グローセルグループは単一セグメントで運営されており、その事業内容は幅広い電子部品の供給から、先端技術を活用した製品の開発に至るまで多岐にわたります。
経営方針
グローセルは、創造と革新をモットーに、電子事業を通じて産業の発展に貢献し、顧客満足を追求することを経営の基本方針としています。同社は、半導体商社として売上高の拡大と収益力の向上を目指し、海外拠点との連携強化や経営効率化を進めています。具体的には、利益率の向上と資産回転期間の最適化を図り、安定的な経営を目標に掲げています。
中長期的な経営戦略として、市場と顧客ニーズの変化を見極め、新たな高付加価値事業の創出や新規顧客の開拓を積極的に推進しています。成長分野への経営資源の集中や事業の多角化を図り、業績基盤の確立を目指しています。また、提案型半導体技術商社として、システムソリューションの提案によるワンストップ・ソリューションを加速し、新規市場開拓にも力を入れています。
対処すべき課題としては、半導体業界の変革や技術革新への対応、新規顧客や商品の多角化、そして「STREAL」を活用した事業基盤の早期確立などが挙げられます。グローセルは、これらの課題に対応するため、パートナー企業との連携強化や顧客第一主義の徹底、DX推進などを通じて、経営課題に取り組み、業績拡大を目指しています。