- 日本企業
- やまや
やまやJP:9994
沿革
1970年11月 |
株式会社やまや(宮城県塩釜市新浜町一丁目6番7号)設立(資本金500千円)。 |
1981年7月 |
酒類販売業免許の卸売の条件解除により、小売販売に卸売を加え、全酒類の販売を開始。 |
1982年7月 |
酒類販売に専門特化、同時に酒類の掛売・配達業務を廃止し、店頭現金販売中心の大量販売方式を開始。 |
1986年4月 |
宮城県仙台市若林にFC仙台店(丸山孝酒店)を開店。 |
1986年10月 |
通信販売の全国展開を開始。 |
1988年4月 |
宮城県塩釜市新浜町一丁目5番5号に塩釜店を新築移転。 |
1988年8月 |
自社輸入通関業務を開始すると同時に、宮城県塩釜市新浜町一丁目6番2号の倉庫(現第三倉庫)に保税免許を取得。 |
1991年7月 |
宮城県塩釜市新浜町一丁目11番19号に本社社屋及び自動ラックシステム本社倉庫(現第一倉庫)を新築移転。 |
1991年10月 |
本社倉庫に保税免許を取得。 |
1992年1月 |
武田酒販株式会社(現社名やまや商流株式会社)を買収、子会社化。 |
1993年4月 |
子会社花心酒造株式会社(現社名大和蔵酒造株式会社)を設立。 |
1993年10月 |
宮城県塩釜市の新浜倉庫、杉の入倉庫に保税倉庫免許を取得。 |
1994年9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1994年11月 |
ジャスコ株式会社(現社名イオン株式会社)との業務及び資本提携に関する覚書に調印。 |
1995年2月 |
ジャスコ株式会社との共同出資により株式会社やまやジャスコを設立。 |
1996年1月 |
子会社花心酒造株式会社は、大和蔵酒造株式会社に社名変更。 |
1996年6月 |
チェーンオペレーションと一貫流通の本格化を図り、新物流センター(宮城県黒川郡大和町)(現名称東北物流センター)を稼動。 |
1996年7月 |
子会社大和蔵酒造株式会社と合資会社大勘酒造店が合併。(存続会社は大和蔵酒造株式会社) |
1997年5月 |
横浜税関より通関業許可証を取得。 |
1997年7月 |
子会社武田酒販株式会社は、タイワ株式会社(現社名やまや商流株式会社)に社名変更。 |
1999年12月 |
株式会社やまやの輸入酒類卸売部門を子会社タイワ株式会社に営業譲渡。 |
2002年3月 |
株式会社東京証券取引所市場第二部に上場。子会社株式会社やまやジャスコを清算結了。子会社株式会社ワイジェーを合併。 |
2002年5月 |
株式会社名柄本店の株式を追加取得し55.3%となり子会社化。 |
2002年9月 |
子会社タイワ株式会社は、やまや商流株式会社に社名変更。 |
2002年10月 |
茨城県猿島郡五霞町に関東物流センターを稼動。 |
2003年4月 |
広島県東広島市西条町に広島物流センターを稼動。 |
2003年8月 |
子会社株式会社名柄本店、北陸やまや株式会社を当社に合併。 |
2004年3月 |
株式会社東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2004年12月 |
滋賀県坂田郡米原町(現、滋賀県米原市)に関西物流センターを稼動。 |
2005年7月 |
本社機能の一部を宮城県仙台市に移転。 |
2006年6月 |
執行役員制度の導入。 |
本社を宮城県仙台市に移転。 |
|
2006年7月 |
イオン株式会社との共同出資により関連会社コルドンヴェール株式会社を設立。 |
2006年11月 |
子会社やまやロジスティクス株式会社を設立。 |
2008年2月 |
東北物流センター(宮城県黒川郡大和町)に大型設備投資を行い、仕分け出荷能力増強と小ロット出荷機能を追加。 |
2008年7月 |
子会社楽市株式会社を設立。 |
2008年10月 |
株式会社前田より楽市株式会社に49店舗の酒類・食品小売事業を吸収分割により承継。 |
2008年11月 |
子会社スピード株式会社を設立。 |
2009年5月 |
株式会社スピードよりスピード株式会社に21店舗の酒類・食品・雑貨小売事業を吸収分割により承継。 |
2010年1月 |
楽市株式会社がスピード株式会社を吸収合併し、やまや関西株式会社に商号変更。 |
2010年4月 |
やまや商流株式会社がやまやロジスティクス株式会社を吸収合併。 |
2012年8月 |
子会社やまや北陸株式会社(現社名、やまや東日本株式会社)を設立。 |
2012年10月 |
大仁酒造株式会社よりやまや北陸株式会社に3店舗の酒類・食品小売事業を吸収分割により承継。 |
明治屋産業株式会社より株式会社やまやに11店舗の酒類・食品小売事業を吸収分割により承継。 |
|
2013年12月 2014年3月 |
チムニー株式会社の株式を公開買付により取得し連結子会社化。 チムニー株式会社が株式会社東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2018年11月 |
株式会社つぼ八の株式を取得し連結子会社化 |
2020年11月 |
株式会社やまや、50周年を迎える。 |
2020年12月 |
やまや全店舗で「やまやドライブスルー」サービス開始。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行。 |
2023年3月 |
(酒販事業) 2022年4月から2023年3月まで1店舗移転、7店舗開店、1店舗閉店した結果、期末351店舗となる。 (外食事業) 2022年4月から2023年3月まで53店舗閉店した結果、期末668店舗となる。 |
事業内容
やまやグループは、やまやを中心に連結子会社12社及び持分法適用関連会社1社で構成されています。このグループは主に二つの事業セグメントに分かれています。
まず、酒販事業において、やまや及びその関連会社は店舗部門と通信販売を通じて酒類及び食料品の小売を行っています。やまや関西株式会社ややまや東日本株式会社がこれに該当します。また、やまや商流株式会社は製造業者や卸売業者から酒類及び食料品を仕入れ、やまやや株式会社つぼ八への卸売を行うとともに、グループ外への卸売及び小売も手掛けています。大和蔵酒造株式会社は酒類及び食料品の製造及び卸売を行い、やまや商流株式会社がその製品を仕入れています。
次に、外食事業では、チムニー株式会社が中心となり、魚鮮水産株式会社、株式会社紅フーズコーポレーション、めっちゃ魚が好き株式会社、大田市場チムニー株式会社及び株式会社シーズライフを連結子会社として持ち、居酒屋を中心とした飲食業を営んでいます。株式会社つぼ八も居酒屋を中心とした飲食業を展開し、やまや商流株式会社から飲料等の仕入を行っています。
これらの事業を通じて、やまやグループは食と飲みの楽しみを提供し、多様なニーズに応えるサービスを展開しています。
経営方針
やまやグループは、酒販事業と外食事業を二つの主要な柱として、持続的な成長を目指しています。同社は、流通と販売の合理化を通じて消費生活を豊かにし、地域社会や世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献することを企業理念として掲げています。この理念に基づき、企業価値の向上を目指し、株主や顧客の期待に応えることを経営の基本方針としています。
中期経営計画では、売上高成長率と売上高営業利益率を重要な成長指標としており、売上高営業利益率5%を目標に設定しています。また、酒販事業と外食事業の売上高合計を2,000億円規模、店舗数合計1,400店を中長期の目標として掲げています。
経営戦略としては、企業価値の最大化を重点方針に掲げ、酒類関連市場におけるシェア拡大を目指しています。酒販事業では、「ワールドリカーシステム」を活用し、国内外の銘醸酒や優良な食料品の一貫した供給・販売を行い、物流と商流の効率化を図っています。外食事業では、新規業態開発に積極的に取り組み、食を中心とした総合サービス産業を目指しています。
さらに、新型コロナウイルス感染症の影響や地政学リスクの高まりなど、不透明な経営環境の中で、事業基盤の強化とサステナビリティと経営戦略の一層の強化を通じて、グループ全体で企業価値の向上に努めています。これには、お客様のニーズに応じた新価値提案や、エコノミーとエコロジーを両立する省エネルギーの推進、社会とともに存続し発展する企業としての構造改革などが含まれます。
やまやグループは、これらの戦略を通じて、食と飲みの楽しみを提供し、多様なニーズに応えるサービスを展開し続けることで、持続可能な成長を目指しています。