太洋物産JP:9941株価

時価総額
¥16億
PER
8.8倍
内外物資の輸出入と国内取引を行う有力企業。2023年6月設立の中国子会社による食用砂糖の製造販売を展開。2008年11月設立の上海関連会社、1993年10月設立の徐州関連会社を通じた日本・中国・第三国での輸出入と中国国内販売を展開。

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事業内容

太洋物産は、内外物資の輸出入と国内取引を主な事業とする商社です。同社は商品を仕入れて国内外に販売するとともに、子会社を通じて中国で食用砂糖の製造販売にも取り組んでいます。

主要な顧客は日本や第三国の貿易相手先に加え、中国国内のバイヤーや小売業者です。同社は輸出入による仲介・販売収益と、関連会社による現地生産・国内販売からの売上で収益を得ています。

事業は四つの部門に区分されており、農産部や中国開拓部などで構成されています。農産部は中国の子会社や上海の関連会社が携わり、中国開拓部は複数の関連会社を通じて現地での販売や機械製品の取り扱いを進めています。

経営方針

太洋物産は「量より質」の方針で収益性を高めることを成長戦略の柱としています。同社は中期的に売上高総利益率4%以上を目指しており、単なる販売量の拡大ではなく高付加価値商品の提供やきめ細かい販売により利益率の改善を図っています。財務面では自己資本比率11.6%の現状を踏まえ、営業利益の積み上げにより純資産(約9億9,300万円)や自己資本比率の改善を進め、財務基盤の盤石化を目指しています。

重点投資分野としては、畜産物を中心に一次食品加工品や加熱加工品の拡充を進め、国産鶏肉など資金効率の良い国内取引を拡大することで安定的な利益確保を図っています。同社は原料の多売から脱却し、より専門性の高い商品群を取り扱うことで差別化を図っています。また、相場変動や商品リスクを抑えるために実需に見合った数量・価格での取引管理を強化し、仕入れ・販売の管理コントロールを徹底して機動的な資金投入体制を整備することを目指しています。

新市場の開拓や事業拡大では、中国市場の現地法人や関連会社を活用した販売拡大を重視しており、越境EC(国境を越えたネット販売)や中国での生産・販売強化、ラーメンブランドの海外展開など収益源の多様化を図っています。第三者割当増資で調達した資金をこれら新規事業の推進に充て、外食産業の海外出店支援や農産品の取扱拡充を通じて販路を広げることを目指しています。

技術革新に関しては、越境ECの導入や物流のデジタル化、品質管理の強化といった分野に投資することで差別化を図る方針です。同社は冷蔵・輸送管理の高度化やトレーサビリティの整備、加工技術の改善を通じて商品の付加価値を高め、供給の安定化と資金効率の向上を目指しています。これらの取り組みにより、安定した利益と持続的な成長基盤を築くことを同社は目指しています。