王将フードサービスJP:9936

時価総額
¥1802.4億
PER
24.6倍
中華料理を主体とした直営レストランチェーン運営、フランチャイズ加盟店への中華食材販売。

沿革

1967年12月24日

京都四条大宮に王将1号店を開店以降、京都市内を中心に店舗展開。

1974年7月

京都市東山区山科(現京都市山科区)に資本金5百万円をもって「株式会社王将チェーン(現株式会社王将フードサービス)」を餃子の王将直営店15店舗、フランチャイズ加盟店(以下FC店という。)3店舗を個人営業組織より受け継ぎ設立。

「早く、うまく、安く」を営業方針に掲げ、食材の品質と鮮度にこだわりながら店舗での手作り調理による大衆中華料理店の展開を図る。

1977年8月

ロードサイド(幹線道路沿い)立地型店舗として初となる「城南宮店」を出店。

1977年9月

京都市山科区西野山射庭ノ上町294番地の1に本店を移転。

1978年5月

直営店35店舗、FC店15店舗の合計50店舗のチェーン店となる。

1978年12月

東京都新宿区に関東地区での直営1号店(新宿店)を出店。

1979年2月

東京都新宿区に東京支店(現東京事務所)を開設。

1979年7月

名古屋市瑞穂区に東海地区での直営1号店(新瑞橋店)を出店。

1980年5月

直営店81店舗、FC店67店舗の合計148店舗のチェーン店となる。

1980年7月

「株式会社餃子の王将チェーン」に商号変更。

1980年9月

福岡市中央区に九州支店を開設。

1980年10月

千葉県船橋市に船橋工場を設置。

1980年11月

福岡市早良区に九州地区での直営1号店(西新店)を出店。

1981年4月

福岡市東区に九州工場を設置。同所に九州支店を移転。

1981年5月

直営店101店舗、FC店103店舗の合計204店舗のチェーン店となる。

1985年5月

直営店146店舗、FC店157店舗の合計303店舗のチェーン店となる。

1985年12月

王将食品株式会社、株式会社王将商事、株式会社ビーピーエーシステム餃子館の3社を吸収合併。

1987年1月

大阪府豊中市にすし専門店豊中寿し店を出店し、和食部門に進出。

1990年2月

京都府久世郡久御山町に久御山工場を設置。

1990年12月

「株式会社王将フードサービス」に商号変更。

1993年3月

当社株式を店頭売買銘柄として日本証券業協会に登録。

1994年9月

直営店175店舗、FC店225店舗の合計400店舗のチェーン店となる。

1995年1月

大阪証券取引所(市場第二部)及び京都証券取引所に上場。

1995年5月

嵯峨嵐山 天龍寺境内に供養塔建立。

1995年8月

当社100%出資の子会社、株式会社キングランドを設立。

1996年10月

久御山工場の増設に伴い、城南宮工場を閉鎖。

2000年6月

東京都千代田区に東京地区本部(現東京事務所)を移転。

2000年10月

第1回「ぎょうざ倶楽部」会員募集を開始。

2004年4月

主要新聞各紙への掲載による月替り全店フェアを開始。

2005年1月

株式会社キングランド100%出資の子会社として中国遼寧省に大連餃子的王将餐飲有限公司(王将餃子(大連)餐飲有限公司)を設立。

2005年7月

中国遼寧省に大連餃子的王将餐飲有限公司(王将餃子(大連)餐飲有限公司)による国外での直営1号店(開発区店)を出店。

2005年12月

子会社、株式会社キングランドを解散。

2006年3月

大阪証券取引所(市場第一部)に上場。

2007年7月

国内500店舗の出店達成。直営店318店舗、FC店182店舗のチェーン店となる。

2008年3月

「ISO9001」認証。(久御山工場)

2009年10月

農林水産大臣、環境大臣よりリサイクルループ(再生利用事業計画)の認可を受ける。

2009年12月

仙台市青葉区に東北地区での直営1号店(仙台一番町店)を出店。

2010年3月

「ISO9001」認証。(九州工場)

食品リサイクル推進環境大臣賞を受賞。

環境マネジメントシステム「KES」を認証。

2010年9月

高速道路サービスエリア内への初出店となる「EXPASA多賀店」を出店。

2011年7月

国内600店舗の出店達成。直営店394店舗、FC店206店舗のチェーン店となる。

2011年12月

札幌市手稲区に札幌工場を設置。

札幌市中央区に北海道地区での直営1号店(すすきの店)を出店。

2012年3月

ショッピングセンターのフードコート内への初出店となる「アリオ川口フードコート店」を出店。

「ISO9001」認証。(船橋工場)

2012年9月

百貨店内への初出店となる「上大岡京急店」を出店。

2013年7月

東京証券取引所(市場第一部)へ移行。

2013年12月19日

前代表取締役社長大東隆行氏逝去、臨時取締役会にて後任に渡邊直人を選定。

2014年3月

春闘組合要求額4倍の1万円ベースアップ回答。

2014年6月

人事制度を刷新。

2014年10月

餃子の主要食材国産化、麺の小麦粉国産化。

子会社、王将餃子(大連)餐飲有限公司解散決定。

2014年12月

2013年9月の京都府大雨災害への寄付に対し、紺綬褒章を受章。

2015年1月

執行役員制度導入決定。

2015年2月

国内700店舗の出店達成。直営店469店舗、FC店231店舗のチェーン店となる。

2015年3月

2年連続となるベースアップ回答。

2015年10月

一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)入会。

新たな雇用形態としてパートタイマーからの地域限定・短時間正社員化を導入。

2015年12月

当社のコーポレート・ガバナンスの評価・検証のため第三者委員会を設置。

(2016年3月調査報告書受領)

2016年2月

埼玉県東松山市に東松山工場を設置。

2016年3月

子会社、王将餃子(大連)餐飲有限公司を清算結了。

女性向け新コンセプト店「GYOZA OHSHO」を烏丸御池(京都市中京区)にオープン。

3年連続となるベースアップ回答。

2017年1月

当社100%出資の子会社として台湾台北市に、王將餐飲服務股份有限公司を設立。

2017年2月

当社100%出資の特例子会社、株式会社王将ハートフルを設立。

2017年4月

台湾1号店(高雄漢神巨蛋店)を高雄漢神アリーナショッピングプラザに出店。

2017年9月

株主優待制度を拡充。

2017年11月

シェアリングデリバリーのテスト運用を開始。

2017年12月24日

創業50周年を迎える。

2018年3月

公式スマートフォンアプリ「餃子の王将アプリ」をリリース。

2018年4月

人事・評価制度の改定。等級定義と期待役割を明確化。

2018年9月

株式会社王将ハートフルが「京都はあとふる企業(京都府障害者雇用推進企業)」として認証。

2018年12月

当社社員へ50周年を記念して、譲渡制限付株式を付与。

2019年3月

GYOZA OHSHOの東京初出店となる「GYOZA OHSHO 有楽町国際フォーラム口店」を出店。

2019年4月

台北市へ初出店となる「台北統一時代店(台湾3号店)」を出店。

2019年5月

事前予約と事前決済が可能なEPARKテイクアウトを直営全店へ導入。

2019年6月

人事・評価制度改定に伴う賃金制度の改定。

新業態店舗「餃子の王将Expressアトレ秋葉原店」を初出店。

取締役(社外取締役除く。)に対し、譲渡制限付株式報酬制度を導入。

2019年7月

にんにくゼロ餃子を進化させて「にんにくゼロ生姜餃子」の販売を開始。

2019年10月

クレジットカード・電子マネーによるキャッシュレス化を直営全店へ導入。

2020年3月

新しい容器を使ったお持ち帰り商品シリーズ「餃子の王将レンチンシリーズ」の販売を開始。

2020年8月

久御山工場にて成形餃子製造ラインが稼働開始。

2021年3月

青森県産にんにくを通常の餃子の約2倍使用した新餃子「にんにく激増し餃子」の販売を開始。

2021年6月

新業態店舗「餃子の王将ジョイ・ナーホ池尻大橋店」を初出店。

2021年11月

株式会社王将ハートフルが障害者雇用に積極的に取り組む「もにす認定企業」に特例子会社としては京都初となる認定を受ける。

2022年3月

デリバリーサービス導入店舗を560店舗(FC64店舗を含む)に拡大。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

2023年3月

一人当たり平均22,000円となる賃上げ回答。(ベースアップを含めた賃上げ率は7.0%)

直営売上高とFC加盟店の店舗売上高を合わせたチェーン全店売上高が年間1,000億円を超える。

直営店542店舗(うち海外2店舗)、FC店190店舗の合計732店舗のチェーン店となる。

事業内容

王将フードサービスとそのグループ会社である王將餐飲服務股份有限公司、株式会社王将ハートフルは、中華料理を中心とした事業を展開しています。同社グループの主な事業内容は、直営レストランチェーンの運営とフランチャイズ加盟店への中華食材等の販売に分けられます。これにより、同社は飲食業界において中華料理の普及と提供を目指しています。

具体的には、同社グループは中華料理を提供する直営レストランの運営を行っており、顧客に対して質の高い食事体験を提供しています。また、フランチャイズ事業を通じて、加盟店に対して中華食材等の販売も手がけており、同社の中華料理に関するノウハウを共有しています。

このように、王将フードサービスグループは、直営店舗の運営とフランチャイズ加盟店へのサポートを二つの主軸として、中華料理事業を展開しています。これにより、同社は中華料理の魅力を広く伝え、多くの人々に愛される食文化の創造に貢献しています。

経営方針

王将フードサービスは、中華料理を中心とした飲食業界での成長を目指しており、その成長戦略は顧客満足度の向上、人材育成、デジタル技術の導入に重点を置いています。同社は、顧客から褒められる店舗づくりを目標に掲げ、高品質な食事と心温まる接客で「幸せ」を提供することを使命としています。この使命を達成するために、従業員の自主性を重視し、自己成長をサポートすることで、真の顧客サービスの追求を行っています。

経営指標としては、「売上の増収」と「売上高営業利益率」を重要視し、設備投資と人的資本への投資を推進しています。また、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、こども食堂へのお子様弁当の無償提供など、社会貢献活動にも力を入れています。

経営戦略の面では、デジタル技術の導入による業務効率の向上を図りつつ、人材育成と顧客サービスの向上に注力しています。具体的には、シフト管理システムやデリバリーサービスの一元管理システムの導入、自動釣銭機やセミセルフレジの導入など、デジタル化を進めています。これらの取り組みにより、従業員が顧客に向き合う時間を増やし、サービスの質を高めることを目指しています。

王将フードサービスは、これらの戦略を通じて、飲食業界における競争力の強化と持続的な成長を目指しています。同社の取り組みは、顧客満足度の向上、人材の育成、そしてデジタル技術の活用により、中華料理の魅力を広く伝え、多くの人々に愛される食文化の創造に貢献していくことでしょう。