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コンセックJP:9895
沿革
昭和42年11月 |
広島市河原町に資本金50万円で建設サービス株式会社(現、株式会社コンセック)を設立し、アンカー工事と建設資材の販売を開始。 |
昭和44年6月 |
水島営業所を開設。 |
昭和45年10月 |
スタッドジベル工法を採用し、橋桁H鋼および建築鉄鋼へのジベル筋瞬間溶接工事を開始。 |
昭和46年8月 |
岡山営業所を開設。 |
昭和47年3月 |
本社を広島市舟入中町に移転。 |
昭和51年10月 |
建設機械の製造販売を目的とした発研株式会社を設立、同時に資本参加し関係会社とする。 |
昭和54年2月 |
東京営業所を開設。 |
昭和55年8月 |
本社社屋を広島市西区商工センターに新築移転。 |
昭和55年8月 |
広島営業所を開設。営業所店舗は10店舗となった。 |
昭和58年12月 |
大阪営業所を開設、貿易部門を併設。 |
昭和59年8月 |
当社ブランド名「モーリーアンカー」の卸販売を開始。 |
昭和63年10月 |
発研株式会社を吸収合併。 |
平成元年12月 |
広島配送センターを開設。 |
平成2年4月 |
社名を株式会社コンセックに変更。 |
平成2年11月 |
株式を店頭登録により公開。 |
平成3年7月 |
札幌営業所を新築移転。 |
平成3年12月 |
広島工場を新設。(電動工具等の製造) |
平成5年4月 |
広島営業所を新築移転。 |
平成7年3月 |
スイス・フラン建転換社債発行。(発行総額25百万スイス・フラン) |
平成8年10月 |
2百万株の公募増資実施。スイス・フラン建転換社債の転換完了。(資本金4,090百万円) |
平成11年2月 |
祥建企業股份有限公司(台湾)に資本参加し関係会社とする。 |
平成13年12月 |
北斗電気工業株式会社に資本参加し関係会社とする。 |
平成16年6月 |
南通康賽克工程工具有限公司(中国)を設立し関係会社とする。 |
平成16年7月 |
株式会社サンライフを設立し関係会社とする。 |
平成16年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
平成18年4月 |
株式会社デンサンに資本参加し関係会社とする。 |
平成22年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(現 東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に上場。 |
平成24年4月 |
南通康賽克半導体工具有限公司(中国)を設立し関係会社とする。 |
平成25年1月 |
山陰建設サービス株式会社の株式取得により関係会社とする。 |
平成25年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。 |
令和4年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
コンセックとそのグループ企業は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業セグメントには、切削機具事業、特殊工事事業、建設・生活関連品事業、工場設備関連事業、介護事業、そしてIT関連事業が含まれます。
切削機具事業では、コアドリルやウォールカッター、ハンドカッターなどの穿孔・切断機器、ダイヤモンドコアビットやダイヤモンドブレードなどのダイヤモンド切削消耗品、さらに特注機や切削関連機具を製造・販売しています。これらの製品は、コンセック及びその海外子会社や関連会社によって手がけられています。
特殊工事事業では、アンカー工事やダイヤ穿孔・切断工事、ワイヤーソー工事など、建設現場で必要とされる様々な特殊工事を請け負っています。この事業は、コンセックと国内外の子会社が担当しています。
建設・生活関連品事業では、コンプレッサーやホイスト、チェーンブロックなどの建設機械・工具、コンクリートアンカー類やケミカルアンカー類などの建設資材、さらに物置やカーポート、パソコンやファクシミリなどの生活関連機器・施設賃貸まで、幅広い製品とサービスを提供しています。
工場設備関連事業では、自動制御盤や配電盤、製缶や精密板金加工など、工場設備に関連する製品を製造・販売しており、この事業は国内子会社が中心となっています。
介護事業では、デイサービスやケアプランサービス、介護付有料老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅など、高齢者向けの様々なサービスを提供しており、これも国内子会社が担当しています。
最後に、IT関連事業では、ソフトウェアの受託開発や人材派遣などを行っており、こちらも国内子会社が中心です。
コンセックグループは、これらの事業を通じて、建設業界から日常生活に至るまで、幅広い分野でサービスを提供しています。
経営方針
コンセックは、その経営理念「最高の信用」「最高の技術」「最高の品格」を基に、安全性と生活環境に配慮した新製品・新技術の開発・サービスを提供し、社会の繁栄に貢献することを目指しています。同社は、利益体質の確立、社員の成長、独自開発による社会貢献、事業規模の拡大を重点課題として掲げ、これらを通じて「100年企業」を目指す経営戦略を推進しています。
具体的には、恒常的な利益確保を目指し、人的資本への積極的な投資による社員の成長、社会から必要とされる製品・商品・工法の開発、そして事業及びその隣接する企業との連携による事業規模の拡大に取り組んでいます。また、株主価値の向上を目指し、株主資本利益率(ROE)の増加による資本効率の向上に努めています。
コンセックグループは、切削機具事業、特殊工事事業、建設・生活関連品事業、工場設備関連事業、介護事業、IT関連事業という多岐にわたる事業セグメントを展開しており、それぞれの事業で新規顧客の開拓、既存顧客との関係強化、製品開発、人員の拡充・育成などに取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、安定した収益体質の確立を目指しています。
さらに、経営環境の変化に対応するため、経営会議でのテーマ別分科会を設定し、各責任者が定期的に会議を開催。迅速な判断のもと課題に対処する体制を整えています。これらの戦略的取り組みは、コンセックグループが直面する経営環境の変化や課題に対応し、持続可能な成長を実現するための基盤となっています。