マキヤJP:9890

時価総額
¥126.1億
PER
7.9倍
総合ディスカウント店「エスポット」、食品スーパー「ポテト」・「マミー」、業務用食料品販売店「業務スーパー」などの小売業や不動産賃貸事業、EC事業を展開。

事業内容

株式会社マキヤは、多様な事業セグメントを展開しています。主な事業としては、小売業、不動産賃貸事業、EC事業があります。小売業では、総合ディスカウント店「エスポット」、食品スーパー「ポテト」や「マミー」、業務用食料品販売店「業務スーパー」、リユースショップ「ハードオフ」、インテリアショップ「エ・コモード」、100円均一ショップ「ダイソー」などを運営しています。

不動産賃貸事業では、所有する不動産の賃貸を行っています。EC事業では、インターネットモールを通じて商品を販売しています。これにより、マキヤは多様な顧客ニーズに応えることができる体制を整えています。

連結子会社の株式会社MK・サービスは、物流業や精肉プロセスセンターの運営、惣菜や弁当の製造・販売を行っています。これにより、マキヤの小売業を支える重要な役割を果たしています。

また、連結子会社である株式会社ユージュアル、株式会社PEAKS&TREES、Cheeky株式会社、KoroPockle株式会社、株式会社La Stantaは、EC事業を展開しています。これにより、オンラインでの販売チャネルを強化しています。

その他の関係会社である株式会社マキリは、不動産賃貸業を行っています。これにより、マキヤの不動産事業を補完し、安定した収益基盤を築いています。

経営方針

株式会社マキヤは、経営理念として「お客様の毎日の生活をより豊かに、楽しく、健康で、快適にする」ことを掲げています。この理念のもと、同社は多様な商品を提供し、社会に貢献する高収益企業を目指しています。具体的には、生鮮食品や生活雑貨、家電製品などを取り扱う総合ディスカウント店や食品スーパー、リユースショップなどを運営しています。

マキヤは、資本効率の向上と持続的な成長を重視し、企業価値の向上を図っています。特に、ROAやROEといった資本効率に関する指標を重視し、経常利益率の改善を重要課題としています。これにより、売上総利益率の改善や人的生産性の向上を目指し、経営効率と財務体質の強化に努めています。

中期経営計画では、2027年3月期までに売上高1,000億円、経常利益率4%、ROE10%以上を目標としています。また、配当性向25%以上、DOE2.5%以上を掲げ、株主還元の充実を図っています。これにより、収益性の拡大と資本効率の向上を目指しています。

マキヤは、社会環境や経済環境の変化に対応し、持続可能な成長を目指しています。特に、気候変動や少子高齢化、エネルギーコストの上昇などの課題に対処し、経営戦略を策定しています。これにより、競争の激化や消費マインドの低下に対応し、安定した成長を実現しています。

同社は、収益性と資本効率の拡大を図るため、ノンフード部門の商品政策の再構築やEC事業とのシナジー強化を進めています。また、品切れ撲滅やダイソー部門の拡大、マキヤプリカの推進などを通じて、売上高の拡大と経常利益率の改善を目指しています。

サステナビリティ経営の一環として、人材投資や働き方改革、災害対策・環境対策を推進しています。具体的には、社員の働きがい向上や人材採用戦略の整備、食品廃棄率の削減、CO2排出量の削減を目指しています。これにより、持続可能な社会の実現に貢献しています。