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英和JP:9857
事業内容
英和株式会社は、工業用計測制御機器、環境計測・分析機器、測定・検査機器、産業機械の製造販売を行っています。これらの製品は、直接需要家向けに販売されるほか、卸販売も行われています。
同社の子会社である双葉テック株式会社は、工業用計測制御機器や産業機械の製造を担当し、主に英和株式会社を通じて販売しています。これにより、製品の品質と供給の安定性を確保しています。
東武機器株式会社は、東北地区で工業用計測制御機器や産業オートメーション機器の販売を行っています。また、エンジニアリングサービスや電気・計装工事の設計・施工も手がけています。
英和双合儀器商貿(上海)有限公司は中国市場、台湾英和電子股份有限公司は台湾市場で、工業用計測制御機器や環境計測・分析機器、産業機械の販売を行っています。これにより、アジア市場でのプレゼンスを強化しています。
英和株式会社グループは、取扱商品の性質や販売市場の類似性から、単一セグメントとして事業を展開しています。そのため、事業種別セグメントの開示は行っていません。
経営方針
英和株式会社は、工業用計測制御機器や環境計測・分析機器、産業機械の製造販売を行う企業です。同社は、少子高齢化や気候変動といった社会課題に対応するため、IoTや生成AI、DXを活用した生産性向上を目指しています。また、環境負荷低減に貢献する素材の開発にも注力しています。
同社は2023年4月から2026年3月期を最終年度とする中期経営計画を推進中です。2025年3月期の業績が予想を上回ったことから、計画を1年延長し、2027年3月期に連結売上高500億円、経常利益30億60百万円、ROE11%以上を目指しています。
重点戦略として、DXを活用した生産設備の自動化や予知保全の導入、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの対応を進めています。また、防災・減災対策や国土強靭化に関連する機械の拡販も行っています。
英和株式会社は、全国展開した営業拠点網を活かし、提案営業を推進しています。国内市場の縮小に備え、海外との輸出入の拡大やグローバル人材の育成にも注力しています。さらに、企業買収や戦略的提携を視野に入れ、成長分野への取り組みを強化しています。