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テーオーホールディングスJP:9812
事業内容
テーオーホールディングスは、木材販売から小売・建設・不動産賃貸・自動車販売まで幅広い事業を手掛ける持株会社型の企業グループです。グループ各社が住宅や商業施設に関わる資材・商品・サービスを一貫して扱っています。
同社の顧客は工務店や建設会社、家庭の消費者、テナント入居者、自動車購入希望者など多岐にわたります。収益は木材・建材や小売販売、建設工事の請負、不動産の賃料、自動車販売・整備、さらにクレジットや自社ローン、保険代理など金融系の収入が組み合わさって成り立っています。
事業は主に6部門に分かれており、木材部門では子会社が木材・建材を販売しています。流通部門は家具販売やホームセンター用品、クレジット・自社ローンによる販売を行い、建設部門は土木・舗装・ビルや商業施設の工事を手掛けています。不動産賃貸はマンションや戸建、事務所・倉庫の賃貸を行い、自動車関連は販売・整備を行い、その他では保険代理・リースや住宅のアフターサービスを行っています。
経営方針
同社は中期経営計画「TO PLAN 2026」(2023年6月〜2026年5月)を掲げ、コア事業の安定化を通じて業績回復と財務体質の改善を図ることを成長戦略の柱としています。具体的には流通(ホームセンター部門)、自動車関連、木材事業をコアに据え、営業利益率を重要な経営指標として安定的な利益確保を目指しています。併せて有利子負債の圧縮や純資産の回復を進め、短中期での財務健全化を実現することを同社は目指しています。
同社は重点投資分野として既存のコア事業にリソースを集中する方針です。事業会社は営業に徹底的に注力し、管理部門は効率化を進めることでコスト構造を改善する具体策を取っています。差別化については、木材販売から小売、建設、不動産賃貸、自動車販売・整備、さらにクレジットや自社ローンといった金融系サービスを組み合わせた「ワンストップの顧客接点」を強みに、地域密着での総合提案力を高めることを同社は目指しています。
同社は新市場開拓や事業拡大に向けて、グループ横断での課題共有と新規事業に関する情報収集を継続しています。人材確保や組織活性化をグループ全体で取り組むことで店舗展開やサービスラインの強化を図り、賃貸や建設を含む既存顧客への付加価値提供を通じて収益の幅を広げる計画です。地域社会との関係性を重視しつつ、テナント誘致や地域密着型のサービス展開で市場シェアの維持・拡大を同社は目指しています。
同社は技術革新について、業務効率化と内部統制の高度化を重要施策と位置づけています。具体的には管理部門のプロセス見直しやIT導入を進め、販売・在庫管理や決済、クレジット業務の効率化によって営業力を支える体制を整備する方針です。またサステナブル経営の一環として環境配慮やガバナンス強化にも取り組み、長期的にはデジタルとESGを両輪に企業価値の向上を同社は目指しています。