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テーオーホールディングスJP:9812
沿革
1950年5月 |
北海道函館市において木材販売及び衣料品販売の個人経営「小笠原商店」を創業 |
1955年1月 |
資本金100万円をもって「株式会社小笠原商店」を設立 |
1962年4月 |
北海道函館市に小笠原不動株式会社を設立 |
1972年9月 |
北海道函館市に南北海道木住ローン株式会社(1995年2月 株式会社エスエヌ・ファンドに社名変更、2000年6月 株式会社テーオー保険サービスに社名変更、2011年2月 株式会社テーオー総合サービスに社名変更)を設立(現・連結子会社) |
1975年5月 |
商号を株式会社テーオー小笠原に変更 |
1980年1月 |
北海道函館市に株式会社テーオースイミングスクールを設立 |
1980年3月 |
北海道夕張市に株式会社夕張フローリング製作所を設立 |
1988年11月 |
アメリカ合衆国ニューハンプシャー州にT.O.Forest Products,Inc.(1994年10月 ニューヨーク州に移転)を設立 |
1989年6月 |
株式会社テーオーハウス及び東京ゴールド木材株式会社を吸収合併し、従来の木材部、デパート部を木材事業部、流通事業部に改組するとともに、新たに統括管理本部、住宅事業部、保険事業部を設置し、5事業部体制とした。 本店所在地を北海道函館市松川町より函館市港町へ移転 |
1990年6月 |
テーオーアイエム株式会社及び株式会社東北テーオーハウスを吸収合併 |
1991年1月 |
株式を店頭登録銘柄として社団法人日本証券業協会に登録 |
1992年10月 |
北海道北見市の北見ベニヤ株式会社に資本参加 |
1993年10月 |
北海道函館市の小泉建設株式会社に資本参加(現・連結子会社) |
2003年4月 |
株式会社ミカドフローリング製作所を吸収合併 |
2004年12月 |
日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 |
2005年6月 |
北海道函館市に株式会社テーオーファシリティーズを設立 |
2007年3月 |
株式会社夕張フローリング製作所と株式会社えさしフローリング製作所が合併 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2010年12月 |
小笠原不動株式会社、株式会社夕張フローリング製作所、北見ベニヤ株式会社を吸収合併 |
2012年9月 |
北海道函館市の函館日産自動車株式会社の株式取得(現・連結子会社) |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2014年12月 |
株式会社テーオースイミングスクールを吸収合併 |
2015年4月 |
北海道北見市の北見日産自動車株式会社の株式取得(現・連結子会社) |
2017年6月 |
商号を「株式会社テーオーホールディングス」に変更 |
会社分割による持株会社体制へ移行 木材・住宅事業を「株式会社テーオーフォレスト」、流通事業(百貨店事業)を「株式会社テーオーデパート」、流通事業(ホームセンター事業)を「株式会社テーオーリテイリング」、スポーツクラブ事業を既存の連結子会社「株式会社テーオー総合サービス」に承継 |
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2018年5月 |
北海道函館市に株式会社fikaを設立(現・連結子会社) |
2019年1月 |
北海道函館市に株式会社テーオーフローリングを設立(現・持分法適用会社) |
2019年6月 |
北海道北見市の北見三菱自動車販売株式会社の株式取得(現・連結子会社) |
2019年11月 |
株式会社テーオーフローリングを連結子会社から持分法適用会社に変更 |
2021年10月 |
資本金を1億円に減資 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行 |
事業内容
テーオーホールディングス及びそのグループ会社は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。これには木材、流通、建設、不動産賃貸、自動車関連の業務が含まれます。具体的には、テーオーフォレストが木材・建材資材の販売を手掛け、テーオーデパートでは衣料品や家具、家電、生活家庭用品の販売とクレジットカード業務、消費者ローンを提供しています。また、テーオーリテイリングはDIY用品や食料品の販売、㈱fikaはDVD・CDレンタルや書籍・雑誌の販売を行っています。
建設セグメントでは、小泉建設㈱が土木工事、舗装工事、ビル・商業施設等の建設工事業を展開。不動産賃貸では、テーオーホールディングス自身が土地・建物(マンション・戸建住宅・事務所・倉庫等)の賃貸事業を行っています。自動車関連事業では、函館日産自動車㈱、北見日産自動車㈱、北見三菱自動車販売㈱が自動車ディーラーとしての販売及び修理事業を提供しています。
その他の事業として、テーオー総合サービスが火災保険・損害保険の保険代理店業、生命保険募集業及びリース業を、テーオーフォレストは住宅のアフターメンテナンス業を行っています。これらの事業展開により、テーオーホールディングスグループは幅広いニーズに応える多角的なビジネスモデルを構築しています。
経営方針
テーオーホールディングス及びそのグループ会社は、木材、流通、自動車関連をコア事業として位置づけ、中期経営計画「TO PLAN 2026」を推進しています。この計画では、既存事業の安定化と利益確保を目指し、コア事業の確立と財務基盤の改善に注力しています。具体的には、流通事業(ホームセンター部門)、自動車事業、木材事業を強化し、有利子負債の圧縮と純資産の回復を図ることで財務内容を良化させる方針です。
また、同社は「テーオー経営スタイル」の創造を目指し、事業会社の営業特化、管理部門の効率化、内部統制の高次元経営への取り組みを進めています。さらに、サスティナブル経営の実現にも力を入れており、地球環境への配慮、活力ある組織の実現、グループガバナンスの強化を通じて、持続可能な社会の実現に貢献しています。
長期的な企業課題への挑戦として、人材確保や新規事業に関する情報収集を継続し、グループ一体での解決を図る戦略も掲げています。これらの取り組みを通じて、テーオーホールディングスは厳しい経営環境の中でも、事業の生産性向上と収益改善を目指しています。