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ナックJP:9788
沿革
1971年5月 |
清掃用具のレンタル及び販売を目的として、東京都町田市小野路町1334番地に株式会社ダスキン鶴川を設立 |
1977年8月 |
商号を株式会社ナックに変更すると同時に、本社を東京都町田市小野路町1811番地に変更 |
1980年8月 |
本社を、東京都新宿区西新宿一丁目25番1号新宿センタービル(現住所)に変更 |
1986年4月 |
ベンディング事業(自動販売機の設置及び缶飲料の販売)を開始 |
1992年10月 |
データベースマーケティング業務(建築コンサルティング事業)を開始 親子会社の一体化を図るために、株式会社ナックチェーン本部を吸収合併(合併比率1:1) |
1995年9月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1997年1月 |
東京証券取引所市場第二部へ株式を上場 |
1999年4月 |
株式取得により、株式会社ダイコー(屋号ダスキン博多)を完全子会社化 |
1999年9月 |
東京証券取引所市場第一部へ指定 |
2001年10月 |
株式会社ダイコーを吸収合併 |
2001年12月 |
ボトルウォーター事業(現クリクラ事業)に進出 |
2002年2月 |
タマキューホーム株式会社設立 |
2002年12月 |
株式取得により、株式会社富士テックを持分法適用会社化 |
2003年5月 |
株式会社富士テックの全株式取得により、完全子会社化 |
2003年10月 |
株式会社富士テックを吸収合併 |
2005年2月 |
ボトルウォーター事業(現クリクラ事業) 「クリクラ」のチェーン本部設立 |
2005年2月 |
株式交換により、株式会社まるはら(屋号ダスキンまるはら)を完全子会社化 |
2005年4月 |
株式交換により、株式会社ダスキン境(屋号ダスキン境)を完全子会社化 |
2006年4月 |
株式会社まるはらを吸収合併 |
2006年10月 |
株式会社レオハウス設立 |
2008年4月 |
タマキューホーム株式会社と株式会社レオハウス合併(存続会社株式会社レオハウス) |
2008年10月 |
株式会社ダスキン境を吸収合併 |
2009年5月 |
ボトルウォーター事業(現クリクラ事業) クリクラ住之江プラントでHACCPシステム「総合衛生管理製造過程」認証取得 |
2011年4月 |
東京都町田市にクリクラ中央研究所新設 |
2011年11月 |
東京都町田市に「クリクラ工場見学コース」新設 |
2012年3月 |
株式交換により、株式会社アーネストを完全子会社化 |
2012年11月 |
株式会社ナックライフパートナーズ設立 |
2013年7月 |
株式取得により、株式会社JIMOSを完全子会社化 |
2013年7月 |
株式取得により、株式会社ジェイウッドを完全子会社化 |
2015年4月 |
埼玉県本庄市にクリクラ本庄工場新設 |
2015年9月 |
株式取得により、株式会社エコ&エコを完全子会社化 (2020年4月 ナックスマートエネルギー株式会社に社名変更) |
2016年5月 |
株式取得により、株式会社ケイディアイを完全子会社化 |
2016年12月 |
株式取得により、株式会社ベルエアーを完全子会社化 |
2017年6月 |
株式取得により、株式会社国木ハウスを完全子会社化 |
2017年9月 |
株式交換により、株式会社愛ライフを完全子会社化 |
2018年4月 |
株式会社愛ライフを吸収合併 |
2018年8月 |
株式会社ダスキンと資本業務提携契約締結 |
2018年12月 |
株式会社JIMOSによる株式取得を通じて、インフィニティービューティー株式会社を連結子会社化 |
2019年4月 |
株式会社JIMOSがインフィニティービューティー株式会社を吸収合併 |
2020年2月 |
株式取得により、エースホーム株式会社を子会社化 |
2020年5月 |
株式会社レオハウスの全株式を譲渡 |
2020年9月 |
株式会社suzukuriを吸収合併 |
2021年4月 |
株式会社ジェイウッドが株式会社国木ハウスを吸収合併 |
2021年7月 |
株式取得により、株式会社トレミーを完全子会社化 |
2021年9月 |
株式会社JIMOSよりインフィニティービューティー事業及び代謝生活CLUB事業を新設分割 して株式会社アップセールを設立 |
2022年3月 |
株式会社JIMOSによる株式取得を通じて、株式会社豆腐の盛田屋を子会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年4月 |
株式取得により、エースホーム株式会社を完全子会社化 |
2022年7月 |
株式会社JIMOSが株式会社豆腐の盛田屋を吸収合併 |
2023年3月 |
株式会社クリクラ長崎設立 |
2023年4月 |
エースホーム株式会社がナックスマートエネルギー株式会社を吸収合併し、ナックハウスパートナー株式会社に社名変更 |
2023年5月 |
株式取得により、株式会社キャンズを完全子会社化 |
事業内容
ナック及びその関連会社14社(連結子会社11社、非連結子会社1社、関連会社2社)は、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主な事業内容としては、宅配水や次亜塩素酸水溶液の製造・販売、ダストコントロール商品や介護用品、福祉用具のレンタル・販売、定期清掃業務、建築関連のノウハウ提供や資材の販売・施工、住宅フランチャイズ事業、戸建注文住宅の建築請負や分譲住宅の販売、化粧品や健康食品の製造・販売などがあります。
具体的には、クリクラ事業では宅配水「クリクラ」、浄水型ウォーターサーバー「feel free(フィールフリー)」、次亜塩素酸水溶液「ZiACO(ジアコ)」の製造・販売を行っています。レンタル事業では、ダストコントロール商品や介護用品、福祉用具のレンタル・販売、定期清掃業務、害虫駆除器のレンタル・販売を関東圏、北海道、福岡県、愛知県、関西圏で提供しています。
建築コンサルティング事業では、全国の地場工務店に対する建築関連ノウハウ商品や建築部資材の販売・施工、コンサルティング業務、住宅フランチャイズ事業を展開しています。住宅事業では、戸建注文住宅の建築請負、分譲住宅の販売及びそれに付随する金融業務を手掛けています。美容・健康事業では、化粧品や健康食品、美容材料、医薬品等の製造・販売を行っています。
これらの事業セグメントは、ナック及びそのグループ企業によって幅広くカバーされており、多様なニーズに応えるサービスを提供しています。
経営方針
ナック及びそのグループ企業は、多岐にわたる事業を展開し、中期経営計画において売上高750億円、営業利益50億円の達成を目指しています。同社は、「住まい」と「暮らし」を軸に、環境意識の高まりや健康志向に応えるサービス提供を使命とし、社会貢献を目指しています。質の高いサービス提供体制の充実と新規事業への挑戦、透明性の高い経営を通じて株主価値の増大に努めています。
経営指標としては、連結売上高の拡大と株主資本利益率(ROE)の高水準維持を掲げています。中長期的な経営戦略では、レンタル事業、クリクラ事業、建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業の5つの事業体制を複合企業体として運営し、事業間シナジーの追求と様々な施策に取り組んでいます。
クリクラ事業では、顧客拡大のための販促投資や新商品・新サービスの提供、システムインフラの効率化を進めています。レンタル事業では、新商品・新サービスの提供や事業数拡大、営業活動の強化と効率化による顧客数拡大を目指しています。建築コンサルティング事業では、新商品の販促活動強化や無料会員制度の拡充、アフターサポートの強化を通じて販売数拡大を図っています。住宅事業では、不動産ソリューションの強化や新たなファンづくり、省エネ住宅の商品ラインナップ充実による顧客獲得を進めています。美容・健康事業では、ブランド横断的な組織新設や商品ラインナップの充実、販路拡大、収益性の高め方に注力しています。
これらの戦略は、経済及び社会情勢の変化を的確に捉え、ナックグループの持続的な成長と社会への貢献を目指しています。