- 日本企業
- ディーエムエス
ディーエムエスJP:9782
沿革
1961年4月 |
東京都千代田区神田小川町にダイレクト・メール・サービス株式会社を設立。ダイレクトメールの取扱いを中心としたセールスプロモーション業務の営業を開始。 |
1964年8月 |
関西地区での営業を開始するため、大阪市北区に大阪支社を開設。 |
1970年5月 |
メーリングサービス業界初の全自動封入封緘機(メールインサーター)を導入。 |
1971年10月 |
本社新社屋(東京都千代田区神田小川町)を竣工。 |
10月 |
凸版印刷株式会社と共同出資で、株式会社トッパン・ダイレクト・メール・センターを設立。 |
1973年8月 |
メーリングサービス業界初のラッピング機を導入。 |
1976年4月 |
東京都板橋区に業務センター(ウエアハウス)を開設。 |
1980年1月 |
開発事業部を設置し、本格的にイベント業務を開始。 |
1982年4月 |
メーリングサービス業界初のオンラインインサーター機を導入。 |
1987年7月 |
メーリングサービス業界初のフィルムラッピング機を導入。 |
1991年4月 |
商号を株式会社ディーエムエスに変更。 |
4月 |
大阪市旭区に大阪支社新社屋を竣工。 |
1992年1月 |
東京セールス・プロデュース株式会社を吸収合併。同社より承継した営業の一部を譲渡するため、同社名の新会社を設立。 |
1995年10月 |
日本証券業協会に株式を店頭登録。 |
1999年2月 |
プライバシーマークの認証取得。 |
2003年12月 |
株式会社トッパン・ダイレクト・メール・センターを当社の完全子会社とし、商号を株式会社ティーディーエムに変更。 |
2004年4月 |
株式会社ティーディーエムを吸収合併。 |
2004年7月 |
埼玉県さいたま市に業務センターを開設、既往の業務センターを集約。 |
2004年12月 |
ジャスダック証券取引所に株式を上場。 |
2005年10月 |
ISMS認証基準(Ver.2.0)の認証取得。 |
2010年12月 2015年1月 2015年4月 2018年1月 2018年7月 2018年11月 2020年9月 2022年4月 |
本社新社屋(東京都千代田区神田小川町)を竣工。 ISO9001認証取得。 埼玉県比企郡川島町に川島ロジスティクスセンターを開設。 川島ロジスティクスセンターの増床を図るため、川島町内において移転。 大阪支社(現関西支社)移転拡張。 クレジットカード情報の取扱いに関する国際基準PCIDSSに準拠。 ISMSクラウドセキュリティ認証取得。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のJASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場に移行。 |
事業内容
ディーエムエスは、ダイレクトメールを中心に、幅広いセールスプロモーションサービスを提供する企業です。同社の事業は主に5つのセグメントに分かれています。
まず、ダイレクトメール事業では、企画・制作から情報処理、封入・封緘、発送、アフターフォローまで、ダイレクトメールに関する一連の業務をトータルでサポートしています。顧客企業からの宛名データの出力や多種多様なダイレクトメールの封入・封緘作業を自社のメーリングセンターで行い、発送後の消費者対応も提供しています。
次に、物流事業では、通販商品の出荷代行やキャンペーン景品の配送、販促品の保管管理発送など、消費者と企業双方に向けた物流業務をサポートしています。自社の物流センターで商品の入荷検品から流通加工、出庫、梱包作業まで一括して行います。
セールスプロモーション事業では、助成物企画・制作、情報誌の編集企画・制作、フィールドサービス、キャンペーン企画、マーケティングリサーチ、テレマーケティング、ウェブマーケティングなど、企業の販売促進活動を多角的にサポートしています。
イベント事業では、スポーツ、ビジネス、文化事業イベントなど、多種多様なイベントの企画から実施、アフターフォローまでを手がけており、消費者と企業のニーズに応じたイベント運営をサポートしています。
最後に、賃貸事業では、自社所有の不動産を賃貸しています。
これらの事業を通じて、ディーエムエスは顧客企業のマーケティング活動を幅広く支援しており、ダイレクトメールから物流、セールスプロモーション、イベント運営、賃貸まで、多岐にわたるサービスを提供しています。
経営方針
ディーエムエスは、ダイレクトメールを核とした総合情報ソリューション企業として、顧客企業と生活者の良好な関係構築をトータルでサポートしています。同社は、デジタル技術の進展と消費スタイルの多様化に対応し、企業価値の向上を目指しています。
2022年3月に策定された新中期経営計画では、2027年3月期に株式時価総額200億円、売上高340億円、営業利益22億円の達成を目標としています。この目標達成に向け、ディーエムエスは次世代事業の創出、第2・第3の事業柱の構築、主力事業の深化を事業戦略の柱として掲げています。また、デジタルトランスフォーメーションの推進、サステナビリティ・SDGsへの取り組み、健康経営の推進を基盤戦略としています。
具体的には、デジタル分野での新規事業開発や、物流事業およびセールスプロモーション事業の強化を進めています。物流事業では、EC通販出荷の拡大を捉えたスケールメリットとデジタル技術の活用による効率化を目指し、セールスプロモーション事業では、企画設計ノウハウやイベント事業との複合サービスの展開を通じて事業規模の拡大を図っています。
さらに、デジタルとリアルの融合を進めることで、新たなサービス提供や生産性の向上を目指し、環境負荷やプライバシー保護にも積極的に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、ディーエムエスは総合情報ソリューション企業としての地位を確固たるものにし、持続可能な成長を目指しています。